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第8話

ささっと野菜炒めを作って盛り付ける。まーくんはにんじんが嫌いだからにんじんが入らないように丁寧に盛り付けて運ぶ。 「まーくん!ご飯出来たよ!」 「ありがとう!あーくん!」 「えへへ…食べよ!」 「うん!いただきます!」 「いただきます!」 「ん、美味しい!」 「本当!?良かった…」 「にんじん入ってない…!あーくん最高!」 「だってまーくんにんじん嫌いだから入れない方が良いかなって…」 「俺の事ちゃんと分かってる!あーくん大好き。」 「僕も。まーくん、大好き。」 「可愛い過ぎる。本当に…可愛い。」 「可愛くない…!僕男だし!可愛い訳ない…?」 「最後の疑問形は何笑笑あーくんは可愛いよ。」 「そ、そう…?」 「うん。あーくんは可愛い。」 「あ、ありがとう?」 「どういたしまして?笑笑」 2人で笑い合う。幸せだなぁ…! 「ごちそうさまでした!」 「ごちそうさまでした!」 「片付け俺がやるから、あーくんは休憩してて!」 「え、いいよ!僕やるよ?」 「いーからいーから!座ってて!」 そこまで言われたら座っておくしかなくて…スマホでニュースを見ていた。 「終わった!あーくん!カフェラテ飲むー?」 「飲むー!」 「俺ラテアートやってみたいんだよね!何書いて欲しい?」 「んー…簡単そうだしハートとか?」 「確かにそれが簡単かも!よし!ハートにしよう!」 まーくんは真剣にラテアートをやってる。真剣な表情もカッコいい… 「あーくん…そんな見ないで…照れて上手くいかない…」 「えっ?!ご、ごめん!!」 すぐに目を逸らす。は、恥ずかしすぎる!!見てるのバレてるとか…!! 「よし!出来た!」

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