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第一章・6
「い、痛ッあぁあーッ! ヤだ、イヤあぁ!」
悲鳴を上げながら、瑞樹は犯されていた。
ローションを使ってはいるが、初めての行為に蕾は固く閉じたままなのだ。
そこを無理やり貫かれ、揺さぶられる。
畳に擦れる頬も痛くて、涙が流れた。
「お願い、ですッ。もう、もう止めてくださ、いぃッ」
一人目が達してペニスを抜いた時、すでに二人目が腰に手を当てる気配を感じて瑞樹は震えた。
懇願した。
だがしかし。
「次鋒、イけ!」
「へっへへ。これがやりたくて、レギュラーになれるよう頑張ったからなぁ」
二人目が、挿入してきた。
痛い。
怖い。
苦しい。
「うぁ、んんッ! んっ、く。うぅうう!」
先鋒、次鋒と来たということは、続く中堅、副将、大将が待っている、ということだ。
「ヤだぁあ。許して、えぇ! あ、あぁ、あ! 痛ぃい!」
「いい声で啼くじゃねえか~」
地獄は始まったばかりだった。
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