134 / 135
ちょっと強気な子羊ちゃん8話
◆◆◆
やべえ……気持ちいい。
照哉は快楽でどうにかなりそうだった。
東雲の愛撫は気持ち良いところを次々に刺激してくる。上手い……とか思ってしまった。
◆◆◆
……照哉さんのここ……エロい。
東雲は照哉の小さくしぼんだ穴を見ながら指2本挿れて前後に動かしている。
指先が奥へ当たる度に照哉が可愛く喘ぐ。自分を抱く時とは違うセクシーさ……というより可愛い。
もっと、可愛くなって欲しい!自分の中で欲が出る。
だから……。
身体を起こして、照哉の両脚を更に広げ、その間に自分の股間をもっていく。
「照哉さん……挿れていいですか?」
すっかりトロトロになっている照哉を見つめる。
荒い息を吐きながら頷く。
頬が赤くて……いつも、綺麗で眼力がある大きな瞳が今は潤んで、自分を見ている。
可愛い!!凄くすごーく可愛い!!
こんなに可愛い照哉を見るのは初めてで下半身がさらに熱くなる。かなり興奮してしまう。
照哉さんって普段凄くカッコイイし、頼りになるし、なにより自分を抱く時……かなりカッコイイから全てを任せてしまうけど、今の照哉さんは可愛くて……なんでこんなに可愛いんだろ?この人。抱くともっと可愛くなるのかな?
東雲は下半身に集中するとゆっくりと照哉の小さい穴へ亀頭を押し付ける。
唾液で濡れてはいるが滑りが悪い。少し前かがみになり、ベッド近くにあるローションを取る。
いつもは自分が塗られるローションだけど、まさか照哉に使うとか思っていなかった。
手に少しとり、体温で温めると小さい穴へ塗り込む。
そして、自分のにもつける。
再度、照哉の小さい穴へ押し付ける。ぐっと力を入れると中へ飲み込まれていく。
小さい穴は東雲のそれをピクピクと痙攣させながら受け入れてくれている。
狭い場所へゆっくりと侵入させていく。
「んんっ……」
照哉が声を上げて腰を浮かす。
「痛かったですか?」
東雲は慌てた。まだ、自分はこういう事は下手くそだから焦る。
照哉は潤んだ瞳で東雲を見ると「……めっちゃ気持ちいい……」と言った。
「本当ですか?」
自分を傷つけないように気を使ってくれているのか?と思うけど、照哉は甘い吐息を吐いてトロトロになっている。
「奥まで……」
照哉は東雲に両手を伸ばす。東雲はそれに応えるように下半身に力を入れて一気に奥まで押し込んだ。……押し込むという表現が似合う。
突くというより、頑張って押し込むのが今の東雲の精一杯。
身体を前のめりにさせて照哉の背中に両手を回すと照哉も東雲に抱き着いてきた。
「うごいて……」
下で可愛くオネダリされたら動くしかない。
東雲は腰を動かす。……でも、出そうだった。
照哉があまりにも可愛すぎて興奮してしまい、もう……先っぽからいつも出る白い液体が飛び出しそうなのだ。
「あっ、あっ……」
照哉が下で腰を一緒に動かす。
「あっ、照哉さ……」
だめだめだめええ!動かしちゃだめええ!!
「きもちいい……」
照哉は東雲の切羽詰まった思いに気付かず腰を動かす。
「あっ、あっ、照哉さんんっ!!」
東雲はぐっと力を入れて我慢する。
ともだちにシェアしよう!