快楽照哉は手を伸ばす東雲の身体を抱きかかえるように背中に手を回すと腰を動かす。  初めて男を受け入れた穴はキツく温かく肉壁が照哉のペニスをさらに刺激する。 腰を動かし出し入れを楽しむ。 ｢はあっ………東雲………お前ん中、すげえ気持ちいい」 キュッと締め付けてくる東雲の穴。  東雲も初めてなのに気持ち良さが先に来て痛いとか感じなかった。  照哉が腰を動かす度に突かれた奧がビリビリと身体を刺激させ、何も考えられなくなる。 ｢俺もすきだっ」  耳元で照哉に囁かれ、 しがみつく両手に力が入る。 ｢もっと………照哉さんが欲しいです」 息を荒く吐き東雲も照哉の腰の動きに合わせて腰を動かす。 ｢初めてだろ？辛くないか？」 ｢気持ち良すぎます……」 そう答える東雲は痛がる様子は無く、本当に気持ち良さそうに吐息をはく。 じゃあ、もっと激しくしても大丈夫だな？  照哉は身体を起こすと東雲の足を持ち上げ腰を打ち付けた。 ズンッとくる衝撃。  ｢あああっん」 大きく声を出して東雲は身体をくねらせる。 ビリビリと電流が走ったかと思えば一気に快楽が押し寄せてきた。 ｢あっ、あっ、てるやさん、もっと、奧まで」 突かれる度に息が止まりそうになる。 セックス、こんなに気持ち良かったっけ？ 東雲は声が枯れるくらいに喘ぎ声をだした。 ｢東雲、かわいい」 目の前の東雲はエロくて可愛い。  ほんのり赤らむ頬と汗ばむ身体。  自分が突くたびに悦びの表情を見せる。 喘ぐ姿に欲情せずにはいられない。 太ももの裏に手を回し更に東雲の脚を広げた。  ｢んっ、あっ、てるやさん」 奧へ奧へと東雲の中に入り込む。 パンパンと激しく打ちつける音が部屋中に響く。  ｢うっ……あっ、いっ……くっ」 東雲は大きく身体をうねらせ東雲は射精し果てた。  ｢ハアッ……はあっ………」 東雲は荒々しい息を整えようとするが、まだイッていない照哉に身体を揺さぶられる。 ｢あんっ、あっ、あっ、」 身体を揺さぶられる度に喘ぎ声が漏れる東雲。  照哉は東雲の身体をうつ伏せにすると、後ろから彼を激しく突く。  はあ、はあっ……、  照哉は荒く息を吐きながら夢中で東雲を突きまくりベッドのスプリングが激しく上下に跳ね上がる。  東雲の両手を掴み身体を仰け反らせた。 ｢あああっっ」 奧まで入り込んでくる照哉のギチギチに勃起したペニスに東雲はまた射精した。 照哉はまだいかない。  もっと壊すくらいに東雲が欲しい。 ｢暁………すきだ」 下の名前で初めて呼ばれた東雲は息を整えながら、  ｢照哉さんっ………俺もっ、すきっ」 と返事を返す。 照哉はぐったりとした東雲の身体をまだ揺さぶり続けて、ようやく一度目の射精をした。  ｢んっ、んっ、」 イッた照哉は身体を震わせる。  気持ちいい………。  セックスでこんなに気持ちいいと思ったのは初めてだ。 会長とのセックスはイカセられるだけの行為。  ぐったりとした東雲を後ろから抱きしめる照哉。 ｢東雲………気持ち良かった……ぞ」 息を整えながら囁く。  ｢俺もっ、………照哉さんのエッチすごく良かった」 うつ伏せのままに東雲は答える。