お尻を高く上げいる照哉はしなやかな猫のようで会長の性欲を刺激する。 ｢脚をもっと広げろ」 面白いくらいに命令通り脚を広げる照哉。 ｢俺の前で自分のアナル弄ってみろ、上手く出来たらご褒美に激しく突いてやる」 照哉は顔をシーツに横向きに伏せ、身体を固定すると両手を尻に持っていく。 会長の目の前でしなやかに動く照哉の指は自分のアナルを弄り、くちゅくちゅと出し入れを始める。 ｢んっ、んっ、んっ」 自分で弄りながら照哉は甘い吐息を吐く。 くぷくぷと指でイジられる小さな穴はヒクヒクと動く。 会長はそこに舌を這わす。 ｢んあっ」 生暖かいヌルリとした舌がそこを丁寧に舐めて、照哉の息遣いをさらに荒くしていく。 ｢もう、ほしい」 頬を紅潮させ、潤んだ瞳の照哉が誘う。 ｢欲しいか照哉？」 ｢ほしい……はやくっ」 ｢どんな事されたい？」 ｢後ろから……突いて」 ｢それから？」 ｢いっぱい……突いて」 ｢お前がガキの頃もバックも好きだったな、覚えるか？」 ｢んっ……いっぱい突いて、」 会長は照哉の腰を持ち、挿入する。 ズブズブとした感触、  ｢ああっ、はやくっ突いて」 照哉は尻を動かし催促する。 ｢やっぱ、お前の中は最高だ。俺を締め付けてくるぜ」 中へ挿れる度に中が締め付けてきた。  ぐっと力を入れ、照哉の腰を前後に動かす。 ｢あっ、ああっ、きもちいいっ」 クネクネと腰を動かす照哉。  ｢照哉、刺された男とは何回した？」 身体を揺らしながら照哉に訊く。 ｢んっ、んっ……あっ」 セックスに夢中で質問に答えない照哉。 ｢答えないと止めるぞ」 腰を振るのを止める会長。 ｢いや……はやく、ついて」 照哉は会長に視線を向けた。 ｢答えろ」 ｢………二回」 ｢俺とどっちがよかった？」 ｢………、あんた……かおるっ、」  ｢保証人の男とは何回した？」 ｢数えきれない……」 ｢そんなにか？チッ、で、その保証人は今何してる？」 ｢知らない……ある日出て行ったまま」 フン、ムカつく…俺のモノを！ 会長は照哉の両腕を引っ張ると一気に突いた。 ｢あああっ」 弓なりに仰け反る身体。 ピストン運動で揺れる互いの身体に合わせ、 ギシギシと軋む音と、肌がぶつかる音。 そして、照哉の声。 ｢んっ、んっ、あっ、はげしく……ついて」 ｢照哉……いいよ、お前すげえいいっ」 締め付けてくる照哉のソコに会長も息が荒くなる。 ｢かおるっ、もっと」 ギシギシと激しく揺さぶられ照哉は気持ち良さそうな表情で喘ぐ。 ｢好きって言ったらもっと突いてやるよ」 ｢……すき……すき、もっと……かおるっ」 会長は奧を突く、照哉をさらに快楽の世界へと連れて行く。 奧を突かれた事で照哉は射精した。 ハアハアと息を吐く照哉の身体をなおも激しく揺さぶる会長。 ｢あんっ……んっ」 顔をシーツにつけ、揺さぶられるがまま、 ｢照哉……あっ、すげえ…いいっ」 会長は照哉の体位を変え、前向きに抱き照哉の両脚を大きく広げ持ち上げ、上下に動かす。 ｢照哉、もっと鳴けよ」 ジュポジュポとイヤらしい音が響く。 ｢あんっ、くっ、いくっ」 ｢いけよ、たくさんイカせてやるから」 会長は照哉の陰茎を掴み上下に擦る。 ｢んんっ、きもちいいっ……もっと、弄って」 照哉は会長の首筋に顔を寄せてきた、その唇に会長は自分の唇を押しつけキスをする。 くちゃ、 舌を照哉から絡めてきた。 はあ…はあっ、  互いに唇を激しく求め合う。 その間に照哉は何回目のオーガニズムに達し、 トロンとした瞳で会長を見つめている。 ｢照哉、まだ欲しいだろ」 意識がぼんやりとしてきた照哉を会長はベッドへ寝かせて、そのまま激しく揺さぶり、 照哉が意識を失って、ようやく彼の中へ精子を放ち、はてた。 照哉の上に倒れ込み、彼をキツく抱きしめ、  ｢まだ……これからだから」 と自分で薬を飲んだ。