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最強鬼畜会長 11話

薬のせい。  そういう事にしておこう。 会長は照哉を激しく揺さぶり、  「中、出すぞ」 と息を荒く言葉にする。 「……だして、いっぱい」 照哉は会長を見ていない。  目を瞑り、快楽の中に居る。 「いっぱい出すよ照哉」 会長は照哉に覆い被さり彼を抱きしめて、力を入れた。 どくんっ、 会長は自分の中から出ていく精液を感じた。 気持ち良さに身体がブルッと痙攣し、照哉を抱きしめたまま息を荒々しく吐く。 「あっ…、いっぱい…熱いの」 照哉も会長にしがみつき、自分の中に出された精液を感じていた。 「気持ち良かったか?」 会長は照哉の頬を撫でながら訊く。 コクンッと頷く照哉に口づけを落とし、深いキスで彼を味わった。 ちゅくちゅく、と唾液が絡む音、  目を閉じてキスを受ける照哉。 「照哉…」 会長は何度も彼の名前を呼びながらキスを続ける。 「お前がもっと欲しい…」 会長は耳元で囁いた。  ******* 「あっ…んっ」 「照哉しっかりしがみついていろ」 自分にしがみつく照哉の尻に手を回し、中に指を入れかき回している。  指を抜くとポタポタと精液が流れ落ち、それをシャワーで流す。 「あっん、…はあっ」 会長の耳元に聞こえる甘い吐息。  散々抱いて、汗をかいたので照哉を抱き上げたまま風呂場へときた会長は、彼の中に指を入れ洗っていた。  照哉の甘い吐息のせいか、薬のせいか、自分のペニスはギンギンに勃起している。  「照哉、しゃぶれ」 会長の言葉で、照哉はしゃぶりつく。  「いい子だ」 跪いて自分のを懸命にしゃぶる照哉の頭を撫でる。 視線を上げ、自分を見上げる照哉と、初めて抱いた頃の彼がかぶった。  まだ下手くそなフェラを涙目でしていた照哉。 強がって、 弱虫な自分を懸命に隠していた照哉。  そんな昔を思い出しながら、照哉の口の中に射精した。

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