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――――――――――――――― 送信元:璃音 件名:まかせて! ―――――――――――――――  了解。  弓削さんたら、万が一の事もあ るから何度も休みを取らせようと したんだけど、全然聞かないんだ もの。  こっちもかなりの焦燥だから、 瑠維はもっと重いと思う。  直ぐに切り上げて向かうね。 ―――――――――――――――  送信を確認して上着を引っ張り、猫のように静かに歩いて伴侶のデスクへ向かう。 「龍嗣」 「ん?」 「ゴメン。  お母さんに用事を頼まれたから、ちょっと行ってくるね」  チュッと、軽いリップ音を立てて唇を啄む。 「鬼より怖い姑殿の仰せとあれば、逆らう理由もないよ。  気をつけて行っておいで」 「ありがと。  早めに戻るつもりだけど、遅くなったらゴメンね?  じゃ、行ってきます」  もう一度甘い口づけを交わして社長室を出た。

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