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『瑠維のごはんって、そこいらのレストランなんか目じゃない位美味しいのになぁ。
もっと自信持てばいいのに…。
と言うか、あの二人、瑠維に忙しい理由も碌に話さないまんまでお弁当届けさせてるって、どういう事?
サプライズ企画の為なら、瑠維が寂しい思いするのも仕方ないみたいな考えなら、ちょっと許せないよねぇ……』
顎に手を当て、暫し思案を巡らせる。
弓削と玲が進めているサプライズに関して、璃音は大まかに把握はしている。
だが、内容が内容だけに、自分からは言うことが憚られる。
自信を無くしかけている瑠維に伴侶二人のサプライズをバラしでもしたら、璃音の方が二人にとって大事な存在なのかと思われる可能性すらある。
如何に瑠維の気持ちを傷つけることなく事態を好転させるか…。
璃音はしょんぼりとした瑠維の背中を撫でてやりながら、内心で舌打ちをしたい程に焦っていた。
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