74 / 181

 フワリ…。  優しく髪をかきあげられた感触がして…。  チュ…。  頬や瞼に唇が触れた。 「……………んっ」  背中に電流が走り、唇から甘い声が漏れる。  チュ。  チュ。 「ん………、……ぅん……っ」  チュクリ。  クチュ…。  優しくて甘い口づけが降り注ぐ。  一旦収まった筈の熱がジワリジワリと侵食を始めた。  スル………ッ。 「は………ん…っ」  羽のように頬へ触れた指に、体がビクビクと跳ねる。  スル…っ。 「あ…………、…ふぁ………っ」  チュ。 「ん………」  チュ…。 「んっ、や…っ、や…………っ」  宥めるように額とこめかみに口づけが落とされ、漸く重い瞼が開く。

ともだちにシェアしよう!