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フワリ…。
優しく髪をかきあげられた感触がして…。
チュ…。
頬や瞼に唇が触れた。
「……………んっ」
背中に電流が走り、唇から甘い声が漏れる。
チュ。
チュ。
「ん………、……ぅん……っ」
チュクリ。
クチュ…。
優しくて甘い口づけが降り注ぐ。
一旦収まった筈の熱がジワリジワリと侵食を始めた。
スル………ッ。
「は………ん…っ」
羽のように頬へ触れた指に、体がビクビクと跳ねる。
スル…っ。
「あ…………、…ふぁ………っ」
チュ。
「ん………」
チュ…。
「んっ、や…っ、や…………っ」
宥めるように額とこめかみに口づけが落とされ、漸く重い瞼が開く。
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