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 本来なら、身を繋げたら腰を直ぐに揺らしたい筈だ。  だが、そういった行為をする場所ではないからと、二人はいつも瑠維の体が受け入れる状態になるまで待ってくれる。  既に体の芯は充分に蕩けてると潤んだ瞳で訴えると、重ねた瑠維の手をキュウッと掴む。 「いっぱい啼かせてやる。  孕んでしまう位に、たっぷり注いでも後悔するなよ?」  甘やかな予告をし、腰を揺らす忍。  決して無理にはしない。  あくまで瑠維が悦ぶように、だ。 「あ………、ん………っ」  柔らかい襞の一枚一枚が、中を貫く雄刀に絡み付いていく。  緩やかな抽挿を体が受け入れ出すと、忍が玲に目配せをしながら瑠維の髪を梳いた。 「瑠維、少し手を突っ張るんだ。」 「ん………」  かくかくと震える腕で体を支えようとすると、美しいラインを描く筋肉が付いた腕が視界に入る。  瑠維の腋の下に手を入れて支え、玲が体をずらして受け止めてくれていた。

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