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 ――――赤ちゃん欲しいって言って  そうすれば解放されて、思い切り射精できるのだと朦朧となり始めた頭が囁き、唇を僅かに開いたが…  オレはどうなってしまう…?  小さな疑問に背筋が冷えた。  今ですら、今までの自分では考えられなかったような状態になっているのに…  こいつを受け入れてしまったら?  オレは… 「    やぁ…」  ぐちゅぐちゅと乳首を舐めている相加に向かって首を振る。 「やら…ぃやら……っぅ、やー…」  全身から絶え間なく与えられる感覚に、呂律なんて回るはずもなく、小さな子供の駄々のようにいやだいやだと繰り返した。 「………言え、よ」 「――――っ!」  ゆるゆるとした腰の動きが、急にオレを突き上げた。 「俺の子供が欲しいって!」  真っ白になる脳裏に小さな火花が見え、ビクビクと体中が大げさに跳ね上がる。 「ぃ、やあ―――――…」  熱を滾らせたままだと言うのに、オレの体は快楽の海へと突き落とされたらしかった。  気だるさと敏感さが交互に複雑に入り混じり、オレの体は廊下に横たえられたまま無様に小さく痙攣していた。  オレの体液か、触手の粘液か、どちらか分からない水たまりに膝を突いた相加が、自分のモノをオレの口元に宛がうのが見えた。 「舐めて」  そう言葉を言う頃にはすでにその先端はオレの唇をこじ開け、中へと入ってきていた。  先ほどまで、オレのナカで暴れまわっていたモノに今度は喉の奥を犯され、嘔吐感と屈辱に身を捻る。  けれど散々なぶられた体は抵抗できず…  ぬちぬちと唾液を絡ませて出たり入ったりを繰り返すモノを涙で滲んだ視界で見ていた。 「出す、よ?」  全部飲んでねと、相加は上からの笑顔で言ってから一際オレの喉の奥にモノを突き入れる。 「――――っ!ぐ、っ」  焼けるような熱い液体が喉の奥を撫でる。  どろりとしていて、決して素直に流れ込んでいかないソレを注ぎ込まれながら、ぼんやりと子供が出来るんだろうかと考えていた。

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