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「う…ん……」  何か言いたそうだが口を閉ざす一宏の本音を引き出したくて、目の前にあるピンクの尖りをぺろりと舐めてみた。 「ひゃっ!?」  ちゅ…ちゅ…と唇を尖らせ、軽くそれを吸うだけで一宏の体が跳ねる。  やめろと口に出してはいるが、手はオレの服を握り締めて引き寄せるように力を込めている。  オレの与える刺激に敏感に反応し、体をくねらせてよがる姿にオレ自身の体もざわざわと騒ぎ出す、服を握りしめていた手を掴み上げ、マットに押し付けて馬乗りになると微かな怯えと不安が入り混じる眼でこちらを見上げてきた。  その顔が、誘ってるって…何度言っても気付かない。  無防備に他の生徒にもそんな顔を見せてやしないかとはらはらとしているなんて…きっと一宏は夢にも思っていないんだろう。  その太腿にまた力を取り戻した息子を擦りつけると、微かに「はぁ…」と熱い息が漏れた。 「期待してる?」 「ぅ…ンな事ないっ!ちょっとあくびが出そうになっただけで…」 「そう、オレは一宏を犯したくて仕方ないんだけど」 「おっ…おか…っ」  ぼんっと音がしそうなほど一気に顔を赤らめ、オレの下から這い出そうと身を捩り始める。  それを力で押さえつけ、膝をぐっと胸に向かって押し上げると先ほどオレを受け入れたソコがまだ微かに潤いを含んだ状態であらわになった。  菊とはよく言ったものだとそのひくりとうごめく個所を見て思う。  恥ずかしさと、不安と、期待とが入り混じった一宏の涙目を覗き込み、にやりと笑ってやってからソコに口づけた。 「は……んっ!止め………きた、な……ぁっ」  舌先を尖らせてその皺の中心に突き立てると、拒否する上の口とは裏腹に下の口はするりとそれを受け入れる。  唾液を流し込む様に、ぐちゅぐちゅと皺を伸ばしながら弄ってやると、ひくんひくんと腰が跳ね、オレを押し退けようとしていた手の動きが逆になる。 「…、ひ…っ……や、め…ホント、っそれ、…ぃ……」  持ち上がった一宏の股間が震え、先端の雫がぷくりと質量を増していく。 「…気持ちいい?」 「ぁ…ぅっ………、くっ!い…ぃ…」  そう尋ねるとはっとしたように開きかけた唇が引く結ばれる。  その堪える姿がオレの衝動をもっと駆りたて……  足首を掴み、大きく左右に押し広げる。  そのあられもない姿に征服欲を満たされながら、限界を訴えて熱の発散を促す塊を一宏のソコに宛がった。  ぐじゅ…  湿った水音と共に「ひぅっ」と喉からの小さな悲鳴が零れる。  カリを苦しげに飲み込むソコは目一杯に広がり、痛々しい程の赤みを見せながらも卑猥に絡みついてオレのモノを全て呑みこもうと旨そうに涎を垂らす。  体育倉庫の壁の隙間から零れる光が、一宏の中に自身を埋め込むその個所を気まぐれに照らす。  ねっとりと軟体動物のように光り、カリを過ぎるとずぶずぶと血管の浮いた部分を飲んでいく。  一宏の粘膜に濡れててらりと光る自身の血管が、この男を犯しているのだと視覚から訴えてくる。 「は…や、ばい……一宏、卑猥すぎ…」 「…ひ、わ………」  言われた言葉を咀嚼して、理解したらしい瞬間に締め付けが強まった。

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