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 ヴヴヴ……  小さなモーター音を尻の間からさせながら、紀洋は喉の奥まで彼の逸物を咥え込み、噎せながら何度も何度も頭を上下させる。 「ぅ…っ……ぁふ、ん…ん…」  時折、ぱた…とフローリングの床に、限界まで反り上がった紀洋のモノから滴るねばついた水音が聞こえる。  その事実が更に紀洋の羞恥心を煽っていく。  カチンと彼がリモコンを操作すると、紀洋の中に埋め込まれたアナル用のバイブが更に唸り声を大きくする。 「ぅうんっ!!ぅ…ぁぁんっ…イ、イ…っ」  ビクビクと体を痙攣させながら紀洋が達しようとした瞬間、あれ程中でうねっていたバイブがしん…と動かなくなった。 「んんぁ!や…やめ……止めないでぇ…」  身を捩り、彼の足に頭を擦り付けて懇願すると、蹴り上げられて仰向けに倒れ込む。  後ろ手に縛られた状態では直ぐに起き上がることもできず、床の上をジタバタともがく。 「ぁ…う……っ」 「ナニ勝手にイこうとしてるんだ?」 「ぃぎっ…や…ひ…やめ……」  ダラダラと垂れる先走りで光る先端に爪を立てられ、狂ったように体をくねらせる紀洋を冷ややかに見やる。 「挙げ句、『止めないで』…か」 「…ご、ごめんなさい…ごめ……」 「そんな謝り方か?」  鈴口に掛けられた爪は、更に力を増して行く。 「だ…駄犬が、でっ…すぎたことを…言いました……も、も…申し訳、ご…ござ……ぅっ…」 「そうだな」  頷くと、彼は棚から鈴のついたニップルクリップをつまみ上げ、ちりん…と鳴らして見せた。  金の鈴を見つめていた視線を逸らして、紀洋へと流し目を向ける。  赤い胸の尖りをきつく摘まみ上げられ、生理的な悲鳴が漏れそうになるのを唇を噛んで堪える。  潰すように押し付けたかと思うと、先程のようにつまみ上げ、そしてその先端に彼が舌を這わせると、じん…とした痺れる痛みの中に快感が沸き起こった。  ペニスバンドに縛られて、ふるふると震える紀洋のモノを見て、彼が侮蔑の笑みを落とす。 「乳首弄られて嬉しいか?」 「う…ぁ…ぁの…あぁん…っ」  がり…とその乳首に噛み付き、もう一度尋ねる。 「嬉しいか?」 「は…はぃ……この、変態駄犬は、…イヤらしい乳首を虐めていただ…いて、喜んで…い、ます…」  痛みが長く尾を引いている乳首に、ぱちん…とクリップを止め、その尖端を弾く。  リン!  小さな澄んだ音色を立てる鈴が胸の上で転がるのを見ていると、彼の手が紀洋を突き飛ばした。 「足を開け」  びく…と、これからのことを考えて紀洋の肩が震える。 「あ……やだ…」  咄嗟に恐怖を感じて後ずさり、いやいやと首を振った。  不機嫌そうに、彼の眉が上がったのを見て心臓が縮み上がる。 手が乱暴に紀洋の膝を掴み、ぐっとその膝を胸の辺りまで押さえ付けた。  チリン… 「や…やぁ……」 「美味そうにバイブ咥え込んどいて、嫌もねぇだろ?」  ずるずるとナカからバイブを引きずり出すと、名残惜しげにひくつく穴へと逸物を宛がう。  そして小さく、いやだ…やめて…と繰り返す紀洋に向けて一気に腰を打ち付けた。

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