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クチクチクチクチ…。
チュプチュプチュプ…ッ。
指先が薄紅に色付く鈴口をクリクリとなぞり、普段は怜悧な笑みを浮かべる事もある唇が花芯に触れる。
差し出された舌が根元から括れまで伝い、敏感な裏側を責め立てた。
「あぅ………っ」
反らされた背中。
突き出された胸を彩る二つの飾りは、固く芯を通らせてキリキリと痛んだ。
鈴口を責める右手と、蜜嚢をやわやわ責め立てる左手…。
弱い場所を徹底的に責められて、射精感がつのる。
「いや…っ、いやだ………っ、ぃく…………、いくぅ……っ」
躯がガクガクと揺れ、声に艶っぽさが乗り、限界の近さを告げた。
「達っていい。
お前の蜜は、全部飲み干したいんだ…。
小夜啼きしながら達け、瑠維…」
両手で責めながら、唇で花芯を優しく噛む。
「……………ッ!!」
先走りの蜜が伝い、花芯だけでなく忍の手指や唇、舌までを濡らす。
「…あ…、あ―――ッ!!」
狂う…。
狂ってしまう…!!
普段はここまで意地悪な責め方をしないのに…。
瑠維の意識が白く塗り潰され、全身が痙攣して息が詰まる。
びゅくん…っ。
花芯の中を白蜜が駆け上がり、忍の口腔にドクドクと注がれた。
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