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「は……っ、んぁ…」  重なる唇を割り、舌先が触れる。  舌をチロチロと触れ合わせたり、誘い出して唇で噛む。 「はふ…っ、……んふ…ぅ…、チュッ、んん、ん………っ」  甘い声とリップ音、水音と花が弾ける音がバスルームに響き、二人を煽り立てる。  目元をほんのりと染めて口づけを受ける瑠維は、全てを忍に預けきり、あえかな吐息を漏らした。 「はぅん…、………チュッ、あむぅ………、……っふ…」  華奢な体は忍を待ち切れず、ズクズクと疼いてやまない。  意識が逸れたのを覚り、忍は幾つかの花を掴んだ。  手の中で握り潰して指へ絡ませ、敏感になっている双丘に滑らせる。 「ひあ………っ!!」  びくびく跳ねるのも構わず、忍は瑠維の感じやすい部分や後蕾へと塗り込んだ。  忍にしがみついて指から逃げようとするが、水面から双丘が出てしまう形になり、忍にとっては思う壷になってしまった。

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