27 / 262
・
「あ………っ」
突き立てられた指に、上体がのけ反った。
後蕾に決して無理には挿入しない。
それがわかっていても、ついビクついてしまう。
「大丈夫。
優しく解していくから、体を預けるんだ」
「ん………っ」
ジェルの効果が、肌だけでなく後蕾も疼かせていて堪えきれそうにない。
それでも、忍の両肩に手を置いて体を預ける。
「そうだ…、力を抜いていろ。
絶対痛くしないから」
「………ん」
ジェルを纏った中指がゆっくり蕾を解していく。
はくはくと喘ぐ唇が下から食まれて、びくつく体は疼きを増している。
後ろから聞こえる水音と、契った唇が立てるリップ音がバスルームに響き、瑠維も忍も理性が解けていく。
「ん………っ、…んふ…っ、チュッ、あふ……っ、んぅ…っ」
体がカクカクと揺れ、半勃ちの花芯が忍の腹部に当たる。
普段は服の上からは分からないのだが、綺麗に6つに割れた腹筋に擦られ、鈴口からは煌めく雫が滲んだ。
ともだちにシェアしよう!