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「あ………っ」  突き立てられた指に、上体がのけ反った。  後蕾に決して無理には挿入しない。  それがわかっていても、ついビクついてしまう。 「大丈夫。  優しく解していくから、体を預けるんだ」 「ん………っ」  ジェルの効果が、肌だけでなく後蕾も疼かせていて堪えきれそうにない。  それでも、忍の両肩に手を置いて体を預ける。 「そうだ…、力を抜いていろ。  絶対痛くしないから」 「………ん」  ジェルを纏った中指がゆっくり蕾を解していく。  はくはくと喘ぐ唇が下から食まれて、びくつく体は疼きを増している。  後ろから聞こえる水音と、契った唇が立てるリップ音がバスルームに響き、瑠維も忍も理性が解けていく。 「ん………っ、…んふ…っ、チュッ、あふ……っ、んぅ…っ」  体がカクカクと揺れ、半勃ちの花芯が忍の腹部に当たる。  普段は服の上からは分からないのだが、綺麗に6つに割れた腹筋に擦られ、鈴口からは煌めく雫が滲んだ。

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