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「ん…っ、んんんッ!!」
ゆるゆると含ませられていく雄刀に、瑠維の全身を電流が駆け抜ける。
充分に解され、一度繋がっているからだろうか…。
さしたる抵抗もなく括れまでが柔壁に包まれた。
「……ぁ…、………んんんっ」
ビリビリという甘い痺れに酔い、華奢な体が凄絶な色香を放ちながらしなる。
片頬をシーツに押し付けるように顔を傾けた瞬間、眉根を寄せて唇を震わせて切なげに吐息を零した。
瑠維をそんな状態へ追い上げた事が忍を更に追い立て…、硬さを増した雄刀が柔壁をゴリゴリと擦っていく。
「ひあ………っ、……んっ、あっ、ああ……ッ!!」
潤んだ瞳から大粒の涙がこぼれ、力を失った両手がパタリとシーツの上に落ちた。
「こら…、あんまり絞めるな」
「…ん、や…っ、無理…っ、無理……ぃっ」
可憐でもあり妖艶でもある姿に煽られながら打ち込むと、快楽に翻弄されて声がもっと甘くなる。
「…あああっ!!」
漸く雄刀が根元まで侵入を果たし、瑠維が切なげに啼いた。
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