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 最奥まで貫かれて充たされる悦びに瑠維が身を震わせ、雄刀を根元まで包まれて瑠維を独占できる悦びに忍が身じろいだ。  未来を残す行為ではないけれど、深く深く愛情を向け合うことに違いはない。  いや、男女間ではないからこそ、千尋の深さの想いとなる。 「………んああッ!!」 「キツいな…。  瑠維、絞めすぎだ…っ。食いちぎる気…か…?」 「や………、あう……っ。  ちが…、そんなつもりじゃ…っ」  必死で呼吸を整えようとする瑠維の額に口づけを落とし、忍は互いの態勢が整うのを待つ。 「………初めて繋がった時よりキツいな…。  そういう初なところが可愛いじゃないか」  自嘲めいた笑みを零しながらこめかみに口づけると、瑠維がフルリと震えて後ろに力が入る。 「………っく…」 「あ…、ご、ごめん…っ」 「いい、わかってる…。  瑠維がこうして絞めるときは、中がズクズクと疼いて仕方ない時だってわかっているから…」  慌てた瑠維に幾つも口づけを落とす忍には、怒ったり苦しそうにしている感じはない。  むしろ…。  蕩ける花筒に締め付けられ、顔が淡く染まってなまめかしく見えた。

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