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シャツの釦をひとつずつ外し、愛しげに落とされる口づけ…。
唇が触れる度に玲を疼かせ、瑠維を煽る。
チュ。
チュ。
「く………っ」
チュ。
「んふ…」
しっとりとした肌に唇を落とし、舌をチロリと這わせたり軽く吸い上げる。
「瑠維…、お前…。
うあ……………………ッ!!」
普段、瑠維が触れることの少ない胸の飾りに、花のように色付いた唇が吸い付いた。
チュクチュク…。
「やめ…っ」
「………い…や…っ」
唇でやわやわと噛み、舌先でチロチロと弾く。
右の飾りは、ほっそりとした指に挟まれて優しく摘まれ。
玲は一気に追い上げられていく。
芯を通らせた飾りを口に含み、赤ん坊がするように、吸い上げながら舌で転がす。
目を閉じて無心に啄む様は、確実に玲を煽っていく。
『…この駄々もれのエロさ、半端ねぇ…っ。
畜生…、こんな……、これだけの萌え猫っぷりに勝てる訳ねえだろうがよ…』
無邪気さと妖艶さが入り混じった瑠維の奉仕に、玲は抗いようのないままで翻弄されていった。
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