143 / 262

『なっ、なんで勃ってねえのに、こんなにデカイんだよ…』  太く長く、先の方はエラが張り出していて、自分のものがこうであったらと思う理想的な形をしている。 「なんだ?  そんなに凝視されちゃ、照れるじゃねえか。  もう欲しくなったか…?」 「ちっ、違…っ」 「馬なみに大きいから、壊されると思ったんだろう?  なぁ、瑠維」  クスクス笑いながら、忍が手を滑らせる。 「………………っ、んあ…………っ」  脇腹から撫で上げた手が、瑠維の胸の蕾を掠めた。  途端に、ズクズクと体が疼きを訴え始める。 「馬鹿言うな。  そんなにでかくなんかねえよ。  お前だって、着痩せする割には立派なモン付けてんじゃねえかよ」 「ひあん…………………っ」  反対側の蕾を、玲が軽く摘む。  それだけで足から力が抜け、立っていられない。 「ん………、ん……っ」  前後から二人が瑠維を挟み込み、密着した肌と肌の間で指が這う。  空いた手も弱い場所を狙って滑り始めて、瑠維の喘ぎと濡れた音、二人の息遣いがバスルームで響いていた。

ともだちにシェアしよう!