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「あの時のことは、ホントに仕方なかったって思うんだ、俺…。
頭おかしくなったの、正気に戻さなきゃならなかったんだから、あのやり方しか無かったんだ。
それに、二人ともアレを強姦したって思ってるかも知れないけど、方向が違うんじゃないかな…」
「でも、あれは…っ」
「強姦以外の何物でもねえだろ…」
「違う。
俺がオイタをしたから、お仕置きしただけじゃないか」
「「………は?」」
「確か言ってたじゃないか。
躾し直しとか、お仕置きって。
悪い事をしたからお仕置きされた…。
それで間違ってない。
玲と忍がいつまでも気にする必要なんかない」
「「瑠維……」」
「気にするの、お終いにしよう?
でさ、俺のこと、もっとあんた達しか要らなくなるようにして。
もう二度と相手を間違わないように、俺のこと、作りかえて…。
いつも大事にされる分、俺も大事にしたいし、悦んでもらいたいんだ。
だから、玲と忍だけの俺にして…。
これから先、二人の為だけに生きれるようにしてよ…」
「わかった…。
みっちり注ぎこんでやる。
俺達の想い、余すことなく注ぐからな…」
「永遠に、俺達しか見れなくなるようにしてやるぜ。
それで、いいんだな…?」
「…うん」
二人に総てを預け、瑠維は笑みを零した。
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