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「ん………んん、ん………ぅ…っ」
ズクリ…。
精一杯喉を開いて玲の楔を含み、蕩ける後蕾は忍を包み込む瑠維の背筋を、稲妻のように快楽が這い上がる。
ザワリ…。
愛おしい伴侶の中に深く包まれて、玲と忍の肌を粟立たせながら悦びが走り抜けた。
「あ………ふ…っ」
切なげな声が漏れ、健気に啼く瑠維の媚態に、二人の楔が更に硬くしなって張り詰める。
「ん…ッ!!」
「クゥ…ッ!!」
とうに上り詰めて白蜜を迸らせていてもおかしくない。
だが、煽りたてて更なる高みへ伴侶を追い上げるべく、堪えに堪えて強弱をつけて穿つ。
「ん…、んぅ……、…んちゅ…、…んんん、ン…………、………っは……、く……ふ………っ」
漏れる甘い声、吐息。
唇と後蕾が立てる濡れた淫らな音色…。
伏せられた長い睫毛が作る影も、駆け上がる快楽にしなる背中と揺れる腰も、総てが二人を魅了してやまない。
「お前…、可愛すぎるだろ…、なあ…………?」
「あまりに健気で、愛おし過ぎる…」
「ん………っ、そ…なこと……、ちゅ…っ、……ない……。
………………っふ……、んんん…っ」
甘い疼きに震えながら瑠維が囁く。
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