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どちらかが一方的に愛し抜いているわけではなく、お互いが深く愛し合う…。
想いは重なり合い、積み重なり、凝縮されて純粋な結晶になっていく。
この深い情を知る前の自分は、なんと幼かったのだろう。
身も心も灼熱の炎で燃やし尽くす位の熱を知る前の自分は、どれだけ虚しいだけの存在だったのだろう。
永久を誓う喜びを知り、漸く心が満たされた。
………それが。
それが嬉しくてならない。
「ん………………………っ、…………っは…………」
突き抜ける程の快楽に、瑠維が痙攣を起こしながら息を詰める。
フルリと身を震わせ、淡い桜に色づいた花芯が熱い白蜜を迸らせ。
甘く蕩けた粘膜に締め付けられ、玲と忍も陥落した。
「………………っふ…」
「…………あ………っ」
灼熱の蜜が楔の中を駆け上がり、愛しい伴侶の中へと蜜を注ぎ込んだ。
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