158 / 262

「ふふ…。 玲に後ろから攻められてる時の瑠維は、蕩けそうな顔で咥えるから可愛いな」  楔の括れまでを口に含んだ瑠維の頬を、忍が優しく撫でた。 「んぅ…っ」  "可愛くなんかない"と抗議するように、忍に視線を向ける。 「…そ…なこと…な…」  両手で忍の楔を包み、瑠維は頬を膨らませている。  それすらも可愛く見えて仕方なくて、忍は更に優しく頬を撫でた。 「拗ねる顔も可愛くて仕方ないな…。  そう思わないか?」 「ああ。  トロットロに蕩けて締め付けてる上に、上目遣いで拗ねてんのが堪んねぇ…。  ホワッと染まった肌も吸い付いてくるみたいだ…。  可愛くて仕方ねえっての」  かりり…っ。 「んあああ…っ!!」  耳朶をやわやわと噛みながら、前へ回した玲の手が可憐な胸の飾りを捻るようにキュッと摘んだ。  背中がしなると先の方を指の腹で掠めるように甘く擦る。 「ぁあう…、……んや………あ…っ」  感じすぎて辛い位に追い上げられている瑠維が愛しくて仕方ない。  両手で包むように頬を撫でると、それに従って瑠維は忍の楔を口に含んだ。

ともだちにシェアしよう!