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心臓が耳の近くにあるんじゃないかと思う程、激しい鼓動が耳を打つ。
初めて体を開かれて次第に二人を想うようになってから、瑠維の体は少しずつ玲と忍だけの為の鞘へと変化してきた。
深い愛情を注がれれば注がれる程、甘く蕩けて極上の快楽へと誘(いざな)えるように。
強弱を付けて口と後蕾で楔を包んで締め、時に甘くやわやわと粘膜を絡み付かせる。
その度に二人が息を詰めたり腰を揺らしてくれるのだ。
拙いながらも精一杯尽くすことで、伴侶達が高みへと追い上げられているのが瑠維は嬉しくて仕方ない。
「………ん…ちゅ…っ。
ね…、………きもち…い……?
俺のなか…、きもち………い…?」
「ああ、凄く気持ちいいよ…、瑠維」
「お前の中…、最高……に…イイっ」
焦れに焦れ、遂に二人が腰を前後に揺らす。
花筒を硬く大きな玲の楔が突き上げ、喉の奥まで忍の楔が突いてくれる。
苦しい。
なのに、有り得ない程に中をゴリゴリと穿たれるのが気持ちいい。
「………んぅ…っ、……んん…っ」
淫らな水音がするのは口なのか、それとも後蕾なのだろうか。
恥ずかしい位にグプグプ、ジュプジュプと粘膜が擦れ合う音は、三人を一気に追い上げていった。
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