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「んあ…っ。 や…、やぁ………ッ」
柔らかく綻んだ花蕾に二人の指が一本ずつ…、第一関節まで沈められている。
それが何を意味しているのか、判らないほど瑠維は愚かではない。
後蕾に注いだ蜜を掻き出そうとしているのだと悟り、視線を左右に揺らす。
「や…っ、……やだっ、や………ッ」
漸く注いで貰えた蜜…、それを二人は掻き出そうとしている。
瑠維にとって、それは悲しくて仕方のない事…。
何よりも悲しい事だ。
ギュッと下腹に力を入れ、これ以上二人の指が侵入しないように瑠維は後蕾を締める。
「こら、絞めんな」
「や…っ!!」
「瑠維………っ」
「やだっ、抜いたらヤだ…っ」
必死で締めるのを宥めようとして二人が優しく声をかけても、瑠維は必死で抗う。
伴侶には決して逆らえない筈だというのに…。
「嫌だ、ヤだっ。
蜜、抜かないで…っ。 抜いたらヤだっ!!」
「でも、早めに抜かないと…腹が痛くなんだぞ?」
「なんないっ、なんないから…っ!!」
かぶりを振って涙を零して懇願する瑠維に、忍も玲もオロオロするばかりだ。
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