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「「…ただいま」」 「おかえりいいいいぃっ!!」  どおんっ!!  美味しい香りを体に纏わせ、二人に向かって瑠維がタックルをした。 「おかえり…っ!!  二人とも、お疲れ様っ。  今日も喜んでもらえるように頑張ったよ、俺…っ」 「お、おう」 「ね、ね、いっぱい食ってくれるよね?ね?」 「…あ、ああ」  聞きようによってはかなり危険な言い回しなのだが、疲れて帰ってきた二人に美味しい物を食べて貰うので頭がいっぱいの瑠維は気づいていない。  萌えを満たした瑠維の潤んだ瞳に、忍と玲は早くもノックアウト気味だというのに…。

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