195 / 262
・
「か、帰ろっか…」
「うん…」
あれだけ甘い口づけをしたのだから、今夜はどうなるのか予想はつく。
きっとあの男の腕の中で切ない声を上げるに違いないと想像しつつも、敢えて言葉にせずに各々帰途につくのだった。
その夜、図らずも同僚達にモヤモヤした想いを植え付けてしまった瑠維は、玲によって蕩かされ、深い情愛と灼熱の蜜をたっぷり注がれ…。
翌日には、いつも以上に美味しい食事を玲に振る舞ったらしい。
可愛い嫁・野獣医師編
- END -
ともだちにシェアしよう!