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◆◇◆◇◆ 国道から幹線道路へ抜け、車は県境へと向かっている。 すっかり忍に煽られてしまって瑠維は、熱い頬にショット缶を当てているのだが…。 「忍のバカぁ……。 顔が熱くて、どうにもなんないじゃないかぁ…」 うるうるした瞳で睨んでも、忍はますます上機嫌になってしまう。 「ふふ…っ。 可愛すぎるお前にめろめろなんだから、いい加減諦めろ」 「んあ……っ」 頬に軽く触れただけの指にすら、体は反応をし始めていた。

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