259 / 262

ギリギリと歯を軋らせて蕩ける柔壁を突き上げていく。 「んあっ、…あう………っ、好きっ、すきい……っ‼」 既に達きっばしなのだろう。 キュウキュウと忍を締め付け、背中を反らせて瑠維は啼く。 濡れた瞼に口づけを落とし、予告するように煌めく涙を唇で吸い取る。 「たっぷり注いでおこうな……」 「うん……っ、いっぱいぃ……っ」 深い場所を目掛け、ゆるゆる突き上げ。 二人で快楽の高みへと駆け上がっていく。 「「くぅ……………………………っ‼」」 ほぼ同時に息が詰まり、痙攣が襲う。 忍と瑠維は灼熱の蜜を迸らせた。

ともだちにシェアしよう!