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第四章・6
「スタッフさんは、1時間は、戻ってこないんだよな」
「んぁ。ふぅ、はぁ……。そう、だけど」
凌介は、キスの合間に早口で確認していた。
「雪緒……ッ」
「ん。んぅ、ぁん、ふぅ、うぅ……、凌介ぇ……」
剥き出しの腕を擦り合わせながら、凌介は雪緒をベッドにそっと横たえた。
体操服の裾から手を入れてさまよわせ、敏感な尖りを探した。
「んんッ、あ。ヤぁ、だ、ダメ……ッ」
「はっ!」
あった!
何て小さな、雪緒の乳首。
指腹でくりくりと転がすと、雪緒の息が荒くなった。
「んあッ。ん、ん。ふぅ、う。だ、だめ……。だめ、だよぉ……」
もう我慢できない。
凌介は雪緒の体操服を上へまくり上げると、その可憐な乳嘴を拝んだ。
「綺麗なピンク色……ッ」
「もう、ヤだ。恥ずかしいよ……」
指でつまみ、ぐいぐい押してやると、そこはぷっくりと存在を増した。
ちらりと雪緒の様子をうかがうと、彼は体操服の裾を口で咥えて自分で持ち上げている。
それは淫らで、煽情的な光景だった。
(こッ、これは、OKってことだよな!)
そろそろと、凌介は顔を雪緒の胸に近づけた。
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