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第六章・7
「凌介……」
「何、雪緒……」
「当たってるんだけど……」
「こ、これは。そのッ!」
キスを繰り返すうちに、凌介の中心はすっかり充血し、さらに刺激を求め始めていたのだ。
「いや、ここは寒いだろ。もう、戻ろうか、な!」
「……したくないの?」
「え?」
星明りの元、雪緒は物欲しげに凌介を布越しに撫でた。
(雪緒! そ、そんな大胆な!)
何度も何度も撫でられるうちに、我慢ができなくなってきた。
「ゆ、雪緒ぉ」
「ふふふ、すっごく大きくなってる」
誘うような雪緒に導かれ、凌介はその身体に覆いかぶさった。
屋上庭園は芝生が敷かれているので、さほど痛くもないだろう。
青い香りの中で、二人は縺れ合った。
「あ、あぁ。すご、い……っ。気持ち、い……」
「雪緒、雪、緒ぉ……」
凌介は、夢中で雪緒の胸を撫で、しゃぶった。
昨日いじめた、小さな乳首。
そこも、ぐちゃぐちゃに愛した。
唇で刷き、ちゅくちゅく吸うと、雪緒は声を上げて悦がった。
「ん、んんッ! は、はぁ、はぁ、うぅんんッ!」
もうダメ。
我慢できない!
そこで雪緒は、自分から動いて仰向けから四つ足の姿勢を取った。
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