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第七章・2

 次の瞬間、再び杭が打ち込まれた。  ひどく勢いよく。  強い圧で、穿ってきた。 「ひぁ、あ! あぁ、あんッ!」  ぱん、ぱん、と凌介が抽挿を始めた。  肌がぶつかり合う音が、夜の闇に響く。 「あぁんッ! やっ、イヤぁ! あぁ、す、ごいぃ……ッ!」 「雪緒、何か別のこと考えてたろ。ダメだぜ、俺以外のこと、考えちゃ!」  凌介は、思いきり雪緒に腰を叩きつけた。 「あッ、あッ、あぁんッ! 凌介ぇ!」 「キツいけど、すげぇ締め付けて来るぞ」 「こんなの、ダメぇえ! お、おかしくなっちゃうぅ!」 「この締め付け、クセになりそう」 「あ、あ、ふッ! な、内で擦れて……、気持ち、い……ッ!」

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