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第7話
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「ひっ、うぐっ……つめたっ……やめろっ!」
「止めない」
広い公園内には全く人気が無く、スタンガンを持っている彼に背後から軽くつつかれながら、水飲み場まで来たところで、ズボンと下着をずり下ろされ……壮一は激しく抵抗したが、スタンガンを乳首に当てられ痛みにあえなく屈してしまう。
それからひょいと抱き上げられて、全く慣らしていない状態のアナルを水飲み口へと付けられ、流線型のそれの上へと徐々に身体を落とされた。
「大丈夫だよ、ちゃんと蛇口は消毒して帰るから」
「ちがっ……みず……止めろ! 」
見当違いの事を言いながら蛇口を捻る光希の笑顔に、狂気を感じた壮一は首を振りだくって懇願する。
自分自身では抜けないように横抱きにされてしまっているから、腰を上げて逃れようにも足場が確保出来なかった。
「あんなに優しくしたのに……何が気に入らなかった? 」
「ゔっ、っ……んぐっ」
中に注がれる水の圧力はたいした物ではないけれど、下腹が徐々に重くなってきて括約筋が排出しようとヒクヒク健気に動きだす。
だけど、栓をされてしまっているから、それは叶わない相談で……壮一は涙を浮かべて身体をカタカタ震わせた。
「ああ、やっぱ泣き顔も綺麗だ」
「あ、あぅっ」
初めて見たと呟きながら、舌で目元をザラリと舐められ、どういう訳か開いた口からあえかな吐息が漏れてしまう。
豹変した彼の仕打ちに思考がついていかなくて……だけど、情けない姿だけは見せたくないと張っていた気が、少し優しくされただけで、脆くも崩れそうになっていた。
元々、嫌いで離れる訳じゃないから尚更に。
「こっちも尖ってる。寒いから? それとも…… 」
「んくぅっ! やめっ……痛っ……ねがい…だからっ」
寒さのせいで堅く凝った乳首をチュッと吸われれば、ビリビリとした強い刺激に、爪先が何度も宙を蹴る。
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