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第18話

 「お前は・・・お前は・・・俺はお前しか触らん言うてるのに・・・」  アイツは腰をたたきつけながら叫んだ。  「お前は・・・他の誰かを俺に触れて言うんか・・・」  アイツは喉の奥でそれを回した。  苦しい。  苦しいだけや。   でも、アイツの声も苦しそうやった。  「・・・お前は俺が他の奴触っても平気なんか!!」  アイツは叫んだ。  違う違う違う。  嫌や嫌や嫌や。    でも、俺やったらあかんのやろ。  あかんのやろ。  お前は俺とおっても苦しいだけなんやろ。  ほんなら、お前に相応しい誰かにお前を渡すしかないやん。  アイツが身体をふるわせた。  熱いものが喉の奥に吐き出され、俺はさらにえづいた。  「飲んで」  アイツがそう言ったから俺はそれを飲み込んだ。  酷い味だった。  ゆっくりと口の中からそれが引き抜かれ、俺はむせた。  「・・・何でそんなに俺の言いなりになるんや!」  アイツは怒ったように言った。  さすがにこれだけしといてそれは酷いと思った。  「嫌や言うて、もう嫌や言うて・・・お前が嫌がったんなら俺は止めれる」  アイツは泣きそうな顔で言った。  「そんなん言わん・・・絶対言わん・・・」   俺はアイツを睨みつけつけた。  そんなずるいことは許さへん。     俺は起き上がり、自分からアイツの首に両腕を絡めた。   アイツの首筋に唇を落とす。   「お前に触れるんや・・・絶対止めへん」  この身体にどれだけ焦がれていたか。  俺の印をつける。  吸えば、赤い痕がのこる。  嬉しかった。  アイツが髪を撫でてくれた。  「・・・そんなに俺が好きなら、他の奴に・・・」  アイツは優しく言言いかけてやめた。  俺は首を振った。  アイツの胸にキスを落としながら。  アイツの背中に手を這わせながら。  お前だって他の誰かに俺を渡そうとしている。  俺達はおかしい。  渡したくないのに、相手を違う誰かに渡してしまわなければならないと思っている。  アイツが言葉にならない声をあげた。  俺は強く抱きしめられた。  抱きしめるアイツの身体がふるえていてアイツが泣いているのかもしれないと思った。  「舐めて」  アイツは俺の口に人さし指を一本いれた。  俺はその指を舐める。  アイツの指や。  俺に触ってくれた指。   舐めながら唇で扱くように動かしてしまった。  コレ、なんかやらしい・・・。  アイツが指を一本ずつ増やしていくのもヤらしくて。  最終的に四本の指を俺は舐め、唇でしごいた。  アイツはうれしそうにそれをみていた。  指が抜かれる。  そして俺は身体をうつぶせにされてソファに横たえられた。  尻の肉が割開かれるのが分かった。  俺がやはりサれる方なんや、と思った。  アイツがしたいんやったらええか、思った。  でも、怖かった。  穴がぬらされた指で撫でられた。  ゾワリとした感覚がした。  身体が勝手に震えた。  唾液で濡らした指がゆっくりと押し込まれた。  いたくはなかった。  でも、異物感があった。  思わず身体をこわばらせた。  指がぬかれた。  何でと思った。  今更止めないで欲しかった。  「止めんといて・・・」  俺の声にアイツは笑った。  「止めるわけないやろ・・・もう、今更」  そして、尻の肉が割開かれた。  熱い吐息をそこで感じ、そして、暖かい濡れたもので、その穴を撫でられた。  舐められている、と気づいた。  そんなこところを。   「あかん・・・汚い!」  俺は羞恥で叫んだ。  さすがに逃げようとしたけれど、腰を捕まえられて逃げれない。  「濡らさなお前が痛なる」    アイツはそれだけ言うと、舐める行為に専念しはじめた。    ぴちゃ  熱い舌が丁寧に舐める。  ぴちゃ  襞の一つ一つを伸ばすような執拗さで。  「・・・あかんて。あか・・・あかん・・・アホ、やめ・・・て」  俺は身体を震わせる。  その感触は俺の知らないものだった。  何で何で、さっき喉におしこまれ、苦しさのあまり萎んでいた俺のモノが立ち上がっているのか分からなかった。  嫌がったら止めてくれるとか言ったアイツの言葉は嘘やった。   辞めてくれなかった。  「何するん・・・あかんて。・・・ああっ」  俺は助けをもとめて宙を掴んだ。  アイツは舌までそこねじ込んできたのだ。  俺は恥ずかしさに泣いた。  何より恥ずかしかったのは、俺のんは、そんな真似されてんのに、ガチガチになって、ダラダラ先からこぼしていたから。  

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