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第19話

 「止めへん言うたり、止めろ言うたり」  アイツは皮肉っぽく言った。  アイツは指をそこに入れかき混ぜていく。  唾液まて注ぎこまれたそこは、水音を立てる。  「はあっ・・ああっ・・・」  俺はわけがわからないまま喘ぐ。  気持ちええんか悪いんかもわからへん。  でも、前は反応してる。  勃ちあがっていた。  「どんなことでもさせるくせに、他の奴触れとか言う」  アイツが悔しげに言い、指を増やしていく。  そんなこと言われても。  俺らは行き止まりや。  どうすることもできへん。  「すごいな、触ってへんのに・・・こんなに零れてる」   アイツが俺のモノを撫でて言った。  触られただけで出そうだったけど、アイツはすぐに手をはなした。  切なくて声をあげた。   いつもみたいに出して欲しかった。     「今日はもう前は触らへんな、イきたかったらここだけでイき・・・」  アイツは穴をかき混ぜた。   広げられる。  指はもう何本入ってんのかわからへん。  穴ん中のそこを擦られると、なんかおかしなった。  喘ぎ声やなくて、声がでてまう。  「ここがええとこやな・・・気持ちようなり」  アイツは見逃さない。  そこを執拗に責められた。    「ああっ・・・嫌っ・・・あかん・・・あかんて」  俺は泣き叫ぶ。    「可愛い、ホンマ可愛い・・・俺、ホンマ初めてあった日の夜からお前で抜いとった・・・ここかき混ぜて、泣かせて俺のんぶちこみたかった」  アイツにささやかれた。  初めての日・・・からやて。  それは結構衝撃やった。  お前あんな涼しい顔してそんなこと考えてたんか。  後ろを弄られながら、胸をなでられた。  「・・・話してる間中ずっと・・・キスしたい思ってた。キスだけやない・・・こういうことしたいて」  言葉が上手く頭に入らないのは、擦られながら、乳首を優しく摘ままれたから。  「酷いこともしたい・・・優しくしたりたい・・・俺はお前だけにはどないもならん・・・そやから距離を取り続けたのに・・・」  強く擦られた。  俺はもう限界やった。  「イき・・・」  アイツが耳元で囁いた  「ああっ!!」  俺は前も触られてへんのに射精した。  それからが本番だった  「ぐうっ、あっ・・・はぁっ」  俺は必死で耐えた。  押し込まれるモノはデカくて、熱くて。  デカい熱した鉄の棒を突っ込まれているみたいやった。  「力抜いて・・・」  アイツも苦しげな声を出してるからキツイんやろ。  宥めるように、胸を撫でられ、背中にキスを落とされた。  少し痛みが楽になった気かした。  その瞬間にねじ込まれた。  「ああっ!!」  悲鳴だった。  「お前ん中や・・・めちゃくちゃ気持ちええ」  アイツがうれしそうに言った。  俺は痛かった。  引き裂かれるみたいやった。  お構いなしに動かれた。  「つっ・・・・」  俺は唇を噛みしめ耐える。   でも、かまわなかった。  ずっとずっと我慢して、俺だけ気持ちようしてくれてたんや。  「あかん・・とまらへん」  アイツが叫ぶ。    腰がたたきつけられ、苦痛が増した。  でも、そんな我を忘れるアイツが愛しかった。  お前がそんなんなるなんて。  俺やからやろ?  俺やから。  痛い。  苦しい。  熱い。  焼かれる。  でもこれはお前や、お前やから。  俺で気持ちようなり。  俺を焼いたらええ。  俺を食べたらええ。  苦痛がないのか、お前を感じへんことなら。  苦しくても痛い方かええ。  アイツの呻き声。  熱いモノが俺の中で爆ぜた。  「死ぬかと思った・・・」  アイツが言ったから俺は嬉しかった。  気持ち良かったんやな。  良かった。良かった。

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