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第13話 (魔×光)
太ももが掴まれ持ち上げられドロドロと蜜を流す凶器が尻の穴に当たる。
「やめ……いや……だ。い、ぎぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
グジュリと尻の穴を引き裂き内臓を壊しながら熱いだけの塊が腹の中を打ち付ける。
痛みに頭の奥が焼き付きそのまま死にかねない苦痛に逃避しかけた意識が、今まであった魔紋と逆の首が熱くなるとすぐに冷水を浴びせかけられたかのように現実に引き戻される。
「ぁ、ひぃぃ、なん……ぁぎぃ」
斧の勇者のように壊れて逃げることもできないまま、巨大な性器が動く度に何度も壊される痛みと苦痛を終わりなく繰り返される。
「ぁ、ぎぃ、ひぎぁ、ぁぎぃぁぃっ」
治ればその場所をすぐに引き裂かれ終わらない痛みと腹を奥から殴られる衝撃だけが俺を責め続けていた。
ぶわりと腹の中で膨らんだ性器から熱い液体が溢れ、それすらも身体を傷つけていく。
「ぁ、ひぎぃ、ぁぎぃぁ。ぁぎっ」
ガクガクと揺らされ、引き裂かれ、治り、貫かれ、治り、壊され、治る。
痛みと苦痛だけの地獄は、何度目か中に熱を流し込まれた後責めがわずかに緩やかに変わった。
「……初めに多めに魔力を流して正解だったな。我の衝動を受けても死ななかったのはよかったがまだ我に馴染んではいないか」
「ぁ、がぁ、ぃひぃ」
ずるりと太い塊が引き抜かれガツンと腹の奥を殴られる衝撃で唇から血が飛ぶ。
「馴染み我にふさわしい身体に変わればお前も楽しめるようになる」
「ぎぁ、がぁ……ぁひぃ」
突き上げる度に血を滴らせる身体を躊躇なく揺らしながら零される声にまだ終わることがないことだけがわかった。
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赤い指が軽く揺らされるだけでぶわりと輝く壁が黒い檻に閉じ込められた仲間と俺との間に広がり、そこにズボンだったぼろ布だけを足に絡み付かせた、綺麗だと言われていた金の髪もボサボサで、凛々しいと言われた碧い目の男らしい顔を涙とヨダレでドロドロに汚した卑屈な笑みを泣きながら浮かべている男が映った。
これこそが、盗賊を繰り返していた国の勇者という名の奴隷だというのなら、どこまでも相応しい姿だろう。
「我のツガイの愛らしい身体をよく見るといい」
「ひぃぁん」
太ももをつかんだ赤い腕が太もも持ち上げるように角度を変え、普通の人よりも大きく無駄なく筋肉に覆われている男らしい身体を小便をさせられる子供のような恰好のまま開かされ脚の間の力なく垂れた性器の下の赤黒く脈打つ腕のように巨大な性器を皴一つないほどに広がって咥え込んだ尻の穴を見せていた。
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