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第17話 (魔×光)

「我ツガイの可愛らしい部位が何も見えないこの服が淫らとは人とは無駄な布が好きなのだな」 「ぁひぃん。主様ぁ」  掴んでいた拳サイズの玉をもう一方の手に移し、空いた手で布の上から尖った俺の乳首を摘まんだ指がぐりぐりと押し潰しながら捏ね。もう一方の手が俺の柔らかく溶けた穴へと冷たい玉を押し込んでいく。 「ぁっ、ふぁんっつ」  拳ほどはある大きさの玉も毎日何度も魔王の巨大な性器を入れられるのに慣れた俺の穴は抵抗もなくつるりと飲み込んでしまう。 「結界石に何を」 「コレが平和で公平な世界を望んだので適えてやろうと思ってな。我の魔力を注げば永久に魔物はこの石には近づかなくなるだろう。魔物が近づかなければ戦う勇者など必要がなくなる」  整っているものの粗野な見た目に似合わない口調の男に頷きながら石の入ったままの薄い腹を撫でる。 「人の国も守って頂けるのですか」  何を勘違いしたのか宰相と呼ばれた男が満足そうに笑い、にやにやと俺を見下すような視線を向けてくる。  奴隷がよくやったとでも言うように。 「ここを襲った理由だったな。ここにはこの石が大量にあるようだからな。一度に集めるついでに、コレの願う平和に必要ない人を整理しようと思ってな」 「それは……」 「ぁひぃぁ、ぁふぁ……ぅ」  淡々と感情すら見えないようすで言葉を紡いでいる間も青年の目は俺だけを見つめ、同じ姿勢で差し出された金の箱から取られたつるりとした玉がすでに何個も俺の中に沈み込んでいた。  玉が玉に押されごりごりと俺の中を擦りながら一番敏感な場所まで届いてしまう。 「ぁ、ひぃ。当たったぁ」 「なら、力を抜いておけ」  俺と変わらない程度のその見た目よりずっと強い力で抱き寄せられ、下着をずらすとすぐさまぐちゅりとズボンから取り出された性器を押し込まれた。 「ぁはぁぁぁぁんっ。入る。入ってるぅぅぅ」  本性の姿よりもずっと小さいと言っても十分の大きさと硬さを持った性器に押し出されるように玉が俺の弱い場所を次々押し開き奥へと入っていく。   ぼこりと玉の形にいびつに腹が膨らむが、すでに奥に入れられるのが当たり前になった身体は苦痛よりもそこを擦られる快感にぶるぶると震え、小さな下着の中で性器を反り返らせてしまう。 「我としては全ての人を消し去れば一瞬で終わるのだが、それではダメだそうだ」 「ひぃぁぁっん。ぁ、ぁや硬いぃっ」

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