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第8章 第13話(※)
「どうしようかな…。2人に向かい合ってベッドに横になってもらう感じがいいかな」
今してるのは俺たち3人がさらに仲良くなるための準備。
秀臣 さんと賢哉 さんが兜合わせをしているところを俺がフェラしたら、もっと気持ちよくてもっと3人の時間を楽しめる気がする。
「改めてとなると…照れるな」
恥じらいながら横になって、賢哉さんと向かい合う秀臣さんが可愛い。
きっと賢哉さんも同じ事を思ってる。
ふふっと賢哉さんと微笑み合っていると、秀臣さんはますます気まずそう。
「触るね…」
なるべく体重をかけないようにしながら、2人の下半身に覆いかぶさる。
包み込むように2人分をそっと握ってみた。
あったかくて、むにむにしてて可愛い。
形も長さも太さも違うけど、仲良く寄り添ってる感じが愛おしい。
しっとり張りのある感じが美味しそう。
あぁ、いい眺め。
鼻先を寄せてにおいを楽しんだ後、両手で扱きながら先端を少しずつ舐める。
「気持ちいいよ、環生 」
賢哉さんは優しく髪を撫でてくれる。
恋人の秀臣さんだけでなくて俺も見てくれているのが嬉しい。
「もっと気持ちよくなれるようにするから、賢哉さんと秀臣さんも楽しんでね」
そう伝えたら秀臣さんも頭を撫でてくれた。
カリの部分を順番にペロペロ舐め上げる。
むっちりと張ってツルツルした先端を甘噛みしていると、秀臣さんと賢哉さんがイチャイチャキスを始めた。
うわぁ、エッチ…!
俺は目の前で繰り広げられる貪るようなキスを見つめたまま、舐め続けていると、2人の先端からは蜜がどんどん溢れてくる。
2人が感じてくれているのが嬉しい。
その2人を見ている俺も体が熱くなる。
「秀臣…」
「賢哉…」
甘い声でお互いの名前を呼び合いながら、唇を重ねる2人は本当に官能的。
こんな特等席で愛し合う2人を拝めて目も心も幸せ。
それで満足なはずなのに、欲張りな俺は仲間に入れて欲しくなる。
名前を呼んで見つめて欲しい。
何も考えられなくなるくらい激しいキスをして欲しい。
エッチな事ばかり考えてるから、興奮して前もトロトロだし、お尻も疼きっぱなし。
「環生、おいで。一緒にキスしよう」
賢哉さんが、俺の手を引いて2人の間に寝かせてくれた。
「嬉しいけど…いいの…?」
「あぁ、今は3人で楽しむ時間だ」
秀臣さんと賢哉さんは、抱きしめたりキスをしたりして俺を可愛がってくれる。
体を撫でる手の温もりも、2人の眼差しも愛撫も独り占め。
このままお尻も愛して欲しい…。
「欲しいの?環生」
「うん…。俺…欲しくて、ずっとお尻がキュンキュンしてるの…」
「可愛いね。秀臣と僕とどっちからにする?」
耳元で囁かれてゾクゾクが止まらない。
どうしようかな…。
慣れた秀臣さんに抱かれるのもいいし、初めての賢哉さんとのセックスも楽しみ。
迷うなぁ、どうしよう…。
あぁ、贅沢な悩み。
「ねぇ賢哉さん、秀臣さん。欲張りな俺のお願い聞いてくれる?」
「環生のお願いなら何でも聞くよ」
「あぁ、どうして欲しい」
内容も聞かないうちからお願いを叶えてくれるなんて幸せ。
2人の器の大きさに惚れ惚れしちゃう。
「あのね…。このまま2人で一緒に挿れて。2人同時に俺を抱いて欲しいの」
俺は2人を交互に見つめながらそうリクエストした。
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