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第8章 第25話(※)
「そんな事を言われたら環生 のエッチで可愛い乳首を舐め回したり、引っかいたりしてたくさん気持ちよくしてあげたくなるよ」
ちょっと余裕のなさそうな賢哉 さんが俺の右胸に吸いついた。
巧みな舌づかいでレロレロって高速で舐められたり、甘噛みをされた後、ジュッと吸われたり。
左胸は根元をつままれたまま何度も何度も小刻みに擦られる。
「あぁんっ…」
もっとして欲しくて胸を突き出したり、賢哉さんの腰に脚を絡めたりして続きをねだる。
「エッチな事を言って環生も興奮した?前に抱いた時より乳首がぷっくりしてる」
賢哉さんの言う通りだった。
言葉を紡ぐ前にこのエッチな状況や快感を想像してしまって、体の刺激より先に脳の刺激で気持ちよくなってる感じだし、恥ずかしい事を言ってる自分にも興奮してしまう。
「うん…。エッチな事を言われるのもドキドキするけど、自分で言うのもドキドキして、それで…」
「ありがとう、環生。何もしなくても可愛い環生が可愛い事をしたらどれくらい可愛くなるか見てみたかったんだ」
今度は僕が環生の願いを叶える番だね…と微笑んだ賢哉さんはチュッと唇にご褒美のキスをくれると、また両胸への愛撫を始めた。
胸でイカせて欲しいって思ってたけど、蕾に熱くて硬い賢哉さん自身を押しつけられると、それをお尻で感じてみたくなる。
「賢哉さん…。俺…やっぱり胸よりお尻がいいな…」
「いいよ。体の準備をしようか」
賢哉さんはキスをしたり、胸を撫でたりしながらパンツ以外を丁寧に脱がせてくれた。
「環生、見てご覧」
賢哉さんに言われて下半身に視線を移す。
俺がはいてるのは、この前試着した時に秀臣 さんがプレゼントしてくれたミントグリーンの浅ばきタイプのボクサーブリーフ。
「あっ…これ…」
俺自身の先端が当たる辺りにプリントされたリボンよ一回り大きなリボンが浮かび上がっていた。
濡れた時だけ出てくる仕掛けなんて、すごくエッチ。
賢哉さんの愛撫で感じてるって事を間接的にも伝える事ができるし、自分が欲情してるのを直接的に知る事もできる。
甘い言葉を交わすキッカケにもなるから、緊張してても安心。
仲良しタイムに優しく寄り添ってくれるパンツ。
「最高のプレゼントだね」
可愛いよ…と、パンツの上から濡れた先端にキスされる。
舌先で先端の窪みをなぞられると、それだけでイキたくなる。
お尻だってもう疼きっぱなしで待ち切れない。
「賢哉さん、俺にも…プレゼントちょうだい」
「ん…何が欲しいの」
「賢哉さんが欲しい…。体の奥で熱くて硬い賢哉さんを感じたいの…」
俺はとろけた声でそうねだった。
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