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第11章 第13話(※)side.柊吾
〜side.柊吾 〜
「だめ…秀臣 さん。恥ずかしいよ…」
秀臣が環生 を膝の上に乗せて、俺たちに見えるように開脚させると、環生は顔を真っ赤にした。
イヤイヤをする度に腰のチェーンが卑猥に揺れる。
嫌がるそぶりを見せるけど、本当は喜んで濡れたパンツ姿を晒している。
エロエロ環生は、恥ずかしい事をしているこの状況に興奮するんだ。
ムラムラした俺たちにめちゃくちゃに愛されるのが好きなんだ。
「興奮する環生…可愛いな」
パンツの上から環生自身を指でなぞる。
敏感な先端の窪みをくすぐってやると、すぐにはしたない声をあげ始めた。
「綺麗だ、環生」
秀臣は後ろから環生のうなじや耳の後ろにキスをする。
「んんっ、気持ちいい…。ずっとしたかったよ…」
麻斗 さんもキスして…と、手を伸ばして麻斗に抱きつく環生。
うっとりした表情で麻斗とのキスを楽しむ環生もたまらない。
「…はぁ…んっ…ちゅ…」
口の端から唾液がこぼれるのもおかまいなしに、貪り合うように舌を絡め合う。
トロトロの顔をして、いつになく発情しきっているのがわかる。
俺とキスしている時は顔くらいしか見えないから、誰かとキスしている環生を見るのも好きだ。
嬉しそうな横顔も、潤んだ瞳も、麻斗のパジャマをキュッとつかむ小さな手も、色づいた肌も、無意識に揺れる腰も全部が色っぽい。
舐めて欲しそうにツンと主張している環生の胸。
環生自身をいじりながら、乳輪ごと口にふくんで吸いつく。
みるみる硬くなった胸の先を小刻みに舐めて軽く歯を立てると、腰をくねらせ始めた。
「直接して…秀臣さん…」
おねだりされた秀臣は、嬉しそうに環生のパンツのサイドから手を入れて扱き始めた。
クチュクチュ濡れた音が響く度、環生の体がビクビク跳ねる。
「あぁん…それ、もっと…。先がパンツで擦れてすごいの…」
気持ちよさそうにアンアン喘ぐ声。
もっと聞きたい。
もっと感じさせてやりたい。
「環生、これでもっと気持ちよくなるぞ」
パンツの上からローションをたっぷり垂らす。
秀臣は環生の先端をパンツに擦りつけるように手を動かした。
「んっ…ぁ…はぁん…」
麻斗との濃厚なキスを続けたまま、秀臣の愛撫に反応する環生。
今、両胸を刺激してやったらすぐにイクだろう。
すぐに気持ちよくしてやりたい気もする。
でも、限界まで焦らしてから、一気に快楽を与えてやるのもいいな。
我慢できなくなった涙目の環生におねだりされるのもいい。
ピンク色の胸の先にそっと触れた。
触れるか触れないかのタッチで小さな円を描く。
「や…もっと…」
刺激を求めた環生が胸を擦りつけてくる。
ちょっと指先を離すと、また寄せてくる。
その仕草が可愛くて意地悪を繰り返すと、しびれを切らした環生は俺の手を握って胸に押し当てた。
俺の手ごと好き勝手に動かして、自ら昇りつめていく。
指先や手のひらで感じる環生のコリッとした乳首の感触。
「あっ…あん…。麻斗さんも…」
同じように麻斗の手を取って自分の胸へ引き寄せた。
俺たちの手を使ってオナニーしてるような淫らな姿。
「可愛い環生。俺がしてあげる」
麻斗は嬉しそうに環生の胸を根元からつまんで、先端を擦り始めた。
「俺もするぞ、環生」
胸に吸いついてたっぷりの唾液を絡める。
甘噛みして、舌先で転がして…環生の悦ぶところを念入りに。
3人でタイミングを合わせながら環生への愛撫を繰り返す。
「あっ…ぁ……出ちゃう…!」
イキそうな環生の切羽詰まった声。
激しくしてやりたいのを堪えながら、それぞれ丁寧に愛でていく。
環生が全てを解放して心から気持ちよくなれるように。
「も…イッちゃう……。あぁんっ…!!」
俺たちの体をきゅっとつかんだ環生は、華奢な体を痙攣させながら、秀臣のパンツの中でイッた。
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