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第13章 第7話(※)side.秀臣
〜side.秀臣 〜
「はぁ…賢哉 さん、気持ちいい…」
俺の腕の中で賢哉の愛撫に身を委ねる環生 。
賢哉は俺の作った下着の特性をすぐに理解して、その魅力を最大限に引き出すようなプレイをする。
俺はそれを見るのが楽しいし、環生も俺に見られて興奮する。
俺が喜ぶと賢哉は幸せそうだ。
下着を通して3人が繋がっている感じが心地いい。
感じる環生が腰をくねらせる度に柔らかな太ももが俺自身に当たる。
視覚的な刺激に加えて、その肉感がやたらと生々しくてそそられる。
勃起しすぎたのが気恥ずかしくて腰を引くと、環生が『だめ…』と、俺の腰を引き寄せた。
当たっていたのではなく、環生がわざと当てていた。
先走りで羽根が濡れてしなるほど感じているのに、俺にかまう余裕があったのかと思うと、環生の底力は計り知れない。
俺も環生を興奮させたくて、下半身を擦りつけながら首筋に唇を寄せた。
直接的な刺激に環生がうっとりし始める。
「賢哉さんも直接触って…」
賢哉は丁寧にパンツを畳むと、愛おしそうに環生の手の甲に口づけた。
「そうだね、環生。一緒に気持ちいい事をしよう」
「うん…。俺、シックスナインがしたい。賢哉さんと秀臣さんと一緒がいい」
環生が2人並んで横になるように言った。
素直に従うと、もっとくっついて…と言ってくる。
重かったら教えてね…と、俺たちの上に覆いかぶさった。
「2人とも…大っきくなってる…」
美味しそう…と、喉を鳴らす環生。
右手と左手でそれぞれを握ると、交互にペロペロ舐め始めた。
「…っ、環生…」
先だけ咥えてチュウチュウと吸ったり、つっついて頬ずりをしたり。
2人とも大っきくなってて可愛い…と、嬉しそうだ。
器用にフェラをしながら、もう片方を手で扱く。
俺から環生の顔は見えないが、きっと楽しそうにしているんだろう。
俺も環生を楽しませてやりたい。
目の前にぶら下がる小さな玉袋にそっと唇を寄せる。
反応を見ながら裏筋を唇でなぞっていく。
「んっ…秀臣さん…早く…」
応えるように奥まで咥え込むと、吸いながらゆっくり扱く。
賢哉は『環生のここ、ヒクヒクして可愛いよ』と、上機嫌で環生の蕾に触れる。
最近は3人でする時はいつも二輪挿しだ。
きっとまた今日も2人一緒に挿れて…と、ねだるんだろう。
それを見越して、賢哉と協力して蕾をほぐした。
体の準備が整う頃には、環生はもう発情しきった表情で、今すぐにでも欲しそうだ。
「賢哉さんと秀臣さんが対面座位みたいになって…」
今日も二輪挿しがいいな…と、俺たちの頬にキスをする。
実際にその体勢になると、太ももに賢哉の太ももが触れるし顔も近い。
普段の生活でこんな抱き合うような形になる事もないから、妙に意識してしまう。
「どうした、秀臣。照れているのか」
賢哉がからかうから聞こえないふりをする。
「そうなの?秀臣さん可愛い」
環生も便乗して俺を可愛い扱いだ。
「ほらもっと性器同士をくっつけて。2人同時に俺を可愛がって欲しいの」
環生は両手で包み込むように握ってローション浸しにすると、楽しそうに笑った。
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