334 / 420
第13章 第8話(※)
「挿れるね…」
秀臣 さんと賢哉 さんに両側から体を支えてもらって、ゆっくり腰を下ろした。
最初は1人分を受け入れてからもう1人分を挿れる…って流れだったけど、慣れてきた最近ではほぼ同時でも大丈夫になった。
太くて熱い塊が、じわじわ内壁を拡げながら入ってくる感じも、粘膜をゆっくり撫でていく感じも気持ちいい。
体位はちょっと組体操みたいで、何やってるんだろうって可笑しくなる時もある。
アクロバティックで普段使わないような筋肉を使うから大変だけど、3人一緒に一つになれる感じがお気に入り。
「環生 …大丈夫?」
「うん…、体がなじむまでちょっと待ってね」
俺のお腹の中で秀臣さんと賢哉さんがくっついてるかと思うと、ちょっと嬉しい。
早く2人と気持ちいい事がしたい。
「俺が…動いてもいい?」
「もちろん。環生が好きなようにしていいよ」
可愛いね…と、両頬にキスされた。
「ぁ…はぁん…」
みっちり詰まった2人の昂り。
挿れる時の圧迫感も好きだけど、出す時に張りのあるカリが内壁をなぞっていくのが大好き。
「あぁん…あんっ…ぁ…あぁっ…」
交互に濃厚なキスをしながら上下に動く。
2人が敏感な胸も触ってくれるし、ズブズブ奥まで入る感じがもう最高。
2人に身を任せて愛されるのも好きだけど、自分で動くと自分のイイところに当てられるから、こっちも病みつき。
あぁ、気持ちいい。
もっともっと2人を味わいたいのに、疲れて膝がガクガクし始めた。
セックスなのに筋トレしてるみたいにキツい。
でも…やめたくない。
「大丈夫。環生は力を抜いていていいよ。秀臣と僕に全部任せて」
汗だくのおでこにキスをした賢哉さんは、秀臣さんに目配せをする。
うなずいた秀臣さんは、グッと俺の腰を抱いた。
「あぁんっ…」
貫かれた衝撃で俺が飛んでいかないよう、体を固定されてズブッと一突きされた。
目の前が真っ白になって、気づいたらトコロテンをしていた。
「環生…綺麗だ」
脱力してハァハァと荒い呼吸をする俺の頬を優しく撫でてくれるのは秀臣さん。
「全然触ってないのにイクなんて、環生はエッチだね…」
飛び散った精液を指ですくってペロリと舐めるのは賢哉さん。
「3人で気持ちよくなろうね、環生」
賢哉さんがローションを追加してくれたから、さらにトロトロ。
胸やイッたばかりの性器もローションまみれ。
こんなの…絶対気持ちいい…。
「動くよ、環生。秀臣もいい?」
「あぁ」
息を合わせた2人に同じタイミングで突き上げられた。
さっきより滑りがいいし、ピストンも速い。
胸への愛撫も強めで、もう何も考えられない。
俺は肩や腰を支えてくれる2人の腕に手を添えて快楽を貪るだけ。
「ああっ…深い…!」
賢哉さんに重点的にお腹の裏側のしこりを攻められて、秀臣さんには奥の深いところを擦られて…。
気持ちよすぎて意識が飛びそう…。
「イク…またイッちゃう…!」
「何度でもイッていいんだよ、環生」
「あぁ、綺麗だ。環生」
優しくてエッチな2人に愛されて、もう何が何だかわからない。
二輪挿しのまま皆で果てたり、交互に挿れる3Pをしたり…。
賢哉さんは途中から愛撫専門になったけど、その分秀臣さんが激しくて…。
俺たちは夜通し濃密で淫らな前夜祭を楽しんだ。
ともだちにシェアしよう!