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第14章 第22話(※)

そんなこんなで親子丼3Pをする事になった俺たち。 今夜は俺の部屋で。 畳と敷布団でなら、ちょっと激しめなのをしても下の階に響きにくいと思うから。 どっちが俺を脱がせるかで、地味な小競り合いが始まったから、最初から3人でパンツ一丁スタイルに。 布団の真ん中に座ると、誠史(せいじ)さんが俺の右側、柊吾(しゅうご)が左側に座った。 すぐに両側から抱き寄せられて、耳や頬へのキスが始まる。 少しでも2人の温もりを感じたくて、キュッと手を握った。 最初から舌を入れてエッチなキスをするのは誠史さん。 柊吾に見せつけるような角度で、俺の舌を絡めとる。 「んっ…はぁん…」 誠史さんとする久しぶりのディープキス。 気持ちいいし、柊吾に見られてるかと思うとゾクゾクする。 チラッと柊吾を見ると、かなりムラムラした様子。 嬉しくなって柊吾にもキスをねだると、誠史さんより深く口づけられる。 いつも幸せな気持ちにしてくれる濃厚なキスで、俺はもうとろとろ。 自力で姿勢を保てなくて柊吾に寄りかかると、嬉しそうに微笑む柊吾。 俺のおでこにチュッとキスをしてから、ゆっくりと寝かせてくれた。 柊吾は添い寝をするみたいに隣に寝そべる。 誠史さんもそれに続く。 2人の唇を堪能した後は、体のあちこちへのキスタイム。 すぐケンカする2人なのに息ぴったり。 自然な流れで上半身担当と、下半身担当に別れて俺の全身に唇を寄せ始める。 わざと胸やお尻を避けながら、手首や腕の内側、つま先、踝…次々と触れる温かな唇。 そんなところまで…?って思う脇や足の指、足の裏まで丁寧に。 恥ずかしいけど、気持ちいい…。 3人の時間はまだ始まったばかりなのに気持ちよくて、もう頭がふわふわ。 俺を溺愛するのが大好きな誠史さんと柊吾との3P最高かも…。 「環生(たまき)…もっと欲しいだろ…」 柊吾は慣れた手つきで同時に胸の愛撫を始めた。 俺の好きな触れ方を熟知している柊吾の指づかい。 さらに体が熱くなる。 「感じやすい環生は可愛いなぁ」 誠史さんも嬉しそうに俺の首や鎖骨に唇を寄せながら、もう片方の胸に触れる。 指先で俺の胸の先を押し込んだまま小刻みに揺らす。 経験豊富な誠史さんはバリエーション豊かに俺の胸を愛してくれる。 「あぁん、誠史さん…それも好き…」 「そうか。これはどうだい?」 すっかり反応してしまった下半身をパンツの上から撫で回される。 先端の窪みを優しく引っかかれると、ビクビクッと体が跳ねた。 「環生はこっちも好きだろ…」 柊吾は俺の頬を撫でながら胸に吸いついた。 乳輪ごと口にふくまれて、舌先がかすかに触れるくらいの焦れったい愛撫。 「あぁん、柊吾…もっと…」 柊吾の指をフェラするみたいにしゃぶりながらおねだりすると、高速で舐め回された。 両胸を思い思いに愛される。 このままだとすぐにイッてしまいそう。 訳がわからなくなる前に俺も触りたい。 両手を伸ばして2人の性器を撫でた。 どっちも硬くて、大きくて…俺に欲情する雄の証を感じて胸がドキドキし始めた。 手探りでパンツから取り出して扱くと、それぞれに濡れていて美味しそう。 「柊吾…舐めたい…」 「ん…わかった」 柊吾は俺の頭の方に移動すると、バキバキになった性器を俺の口元へ。 興奮してちょっと半開きになった柊吾の口。 柊吾のエッチな顔、好き…。 はむっと咥えて、柊吾を見つめながらゆっくりフェラをすると、今度は恥ずかしそうにする。 手と口を使って丁寧に刺激していくと、満足そうにする。 「やっぱり…環生のフェラも表情も最高だな」 「嬉しい。もっとする…」 柊吾とイチャイチャしているうちに、誠史さんは黙って俺の下半身の方へ。 パンツの上から顔を埋めてにおいを嗅ぎ始めた。 「環生のにおいも、パンツのしっとり具合も懐かしいなぁ」 「や…だめ…誠史さん。恥ずかしいよ…」 「環生は恥ずかしいのが好きだろう?」 楽しそうな誠史さんは高い鼻を押しつけるようにして、グリグリと刺激する。 羞恥心と快感が入り混じって、どうしようもなく高まっていく。 「んっ…はぁ…」 このまま前でイキたいけど、誠史さんのもしゃぶりたい。 久しぶりの誠史さんをゆっくり味わいたい。 「誠史さんのも…舐めたい」 「いいのかい、環生」 「うん、俺の方に来て…」 柊吾の硬いのを手で扱きながら、今度は誠史さん自身に口づける。 先端のツルツルしたところを甘噛みして、カリのくびれ部分を舌でなぞる。 気持ちよさそうな誠史さんを見つめながら、フェラできる幸せ。 俺は夢中でしゃぶり続けた。

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