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危険な夜の過ごし方3

 普段なら一週間に一度だけなのに、この数日のオレは止まらなかった。  つい先日、少しヤバいハメになったし、サークルを利用しても危ないことはわかったから、やり方を変えなきゃいけないと思っていたのに。  何か良い方法を考える間に 、いつもならしばらく大人しくオナニーで我慢出来たはずなのに。  どうしても欲望を抑えられない。   今日はさらにおかしかった。  オレはしかも、昼からサークルを利用した。  一応、サークルの仲間にはメールを回して、あの男は退会になったから大丈夫だろ。  そんな言い訳を自分にして。     今日も二人が相手。  ただ、時間がちがう。  一人としたあと、違う人が来る。  二人と約束していた。   ダメだ、こんな何時間も単なるセックスにばかりかまけるのも、オレらしくはない。  でも、オレは何故か自分を止められなかった。  一人目はこの前の可愛い男の子だった。  待ち合わせ場所からホテルまでも待ちきれなくて 、途中で建物の影に連れ込んだ。  「やだ、こんなところ、人に見られる」  男の子が嫌がる。   もっともだ。  誰かが来ないとはかぎらない。  「見たってすぐにここから出て行くよ」  言い訳にならない言い訳をして、オレはその子のTシャツを乱暴にたくしあげ、露わになった乳首に舌を這わす。   こうしたかった。  もう会った時から身体に触りたかった。  やはりオレはおかしい  オレは乳首を甘噛みしながら、その子ズボンのチャックを下ろし、その子のモノを取り出ししごきあげる。    はぁ  ああ  声をこぼし、その子は身悶える。   壁にもたれかかる。  結局のところ、サークルのメンバーだ。  こういうプレイも嫌いじゃない。  オレはやはりどうかしていた。  いつもならセーフセックスで、絶対に直接そんなことはしないのに、跪き、男の子のモノをそのまま咥えた。  それは男の子も驚いたようだった。  物陰でするようなことはサークルでもあったが、あくまでも、セーフセックスが合い言葉だったからだ。   「いいや、あんたなら」  男の子が言った。   本来ならば、人によって安全を無視するような相手とは絶対しないのがオレなのに、オレは止まらなかった。  音を立ててなめあげ、吸い上げ、唇でしごきあげる。     「あんた、この前も思ったけ、ど、スゴイ、うまい」  ああ、いっちゃう  男の子が鳴く。    当然だ。  とんでもない変態スケベに鍛えられたオレのテクニックは、自慢じゃないが相当だ。    「そんなにしたら、出ちゃ、う」  オレが後ろの穴を撫であげたので、彼はオレの口の中に放った。   オレはそれを飲み下す。    オレは今日、本当にどうかしてる。    セックス中毒。  そんな言葉が浮かんだ。  今日だけ、今日が終わったら、ちょと精神科を受診しよう。  おかしい。   おかしい。    でもオレはとまらない。  その子を壁に手をつかせて、尻を突き出させる。  ズボンは足首まで下ろしてやる。  ポケットから取り出したローションを、後ろの穴にたらす。  本当はゆっくり慣らしながら、泣かせたいけど、オレもしたくてたまらない。  多少強引に指を入れ、かき回す。  「優しく、して」  男の子が呻く。  「ひどくされるのが好きなくせに」  僕は首筋を強めに噛みながら言う。   この前も思ったけど、この子は結構Mっ気がある。  実際、噛まれてまた立ち上がらせた。   ある程度、緩んだら、オレは自分のものを取り出し 、彼のそこに押し当てた。   腰を掴んで、入っていく。  人のことは言えないが、慣れてるそこはスムーズにオレを受け入れた。  ああ、気持ちいい。  ゆっくり回してやる。    ああん  その子が声を漏らす。  ほら、もう声を殺す気もない。   もうちょい恥じらいがある方が燃えるんだけど。  でも、昨日も思ったけど、この子可愛い。   それだけで十分。  腰を回してながら、乳首をつまんでやる。  服を着たままってのは結構そそる。    ああ、  彼が自ら腰を振る。    「可愛い」  オレは囁き、跡がつくほど首筋を噛んだ。  これもサークルには違反している。    はあん、はあ   でも、やはり彼はかまれるのが好きらしく 叫びながら射精した。  「早いね、やっぱり可愛い」  オレが笑うと、彼はオレを締め上げた。  可愛い  オレはさらに突き上げた。  射精する。  もちろん中出しだ。  いつもなら有り得ない。   そして、今日のオレは、出しても硬さが変わることがなかった。  また、男の子を突きはじめる。  「ウソ、スゴイ」  男の子が呻いた。  オレも自分が信じられない。   「もう、許して」  男の子が本気で泣く。   もう立っていられなくて、地面に四つん這いになっている。  オレはもう、構わず突き上げる。    ひぃい    男の子は悲鳴のような声をあげた。  もう、最初にあった甘さはなく、貪るようなセックスしかそこにはない。  快感しかない。   欲望しかない。  許して    男の子は泣きながらまた射精した。  オレも射精する。  何度も中で出しまくっている。   なのに、全然硬度が下がらない。  欲望が収まる気配もない。   また動き始めたオレに、男の子が本気で泣く。   ダメだ。  どうしたんだオレ、オレはセックスはどうやってでも楽しむがここまで、欲望が尽きないかったことはない。   オレはおかしい。  オレは理性を動員して、ずっと入れっぱなしだったオレのモノを引き抜いた。  男の子は泣きながら、オレの出したものが零れるのも構わず、ズボンを上げて走り去った。   オレは収まらない自分をどうしようも出来ない。  オレは時計を見た。  次の約束まで後少しだった。  オレは本当ならば、おかしくなっているのだから帰るべきだったのだ。  でも、オレはまだまだしたりなかった。  オレは次の約束に向かって歩き始めた。  セックスのことしか考えていなかった。    本来なら絶対にそんな真似はしなかった。  初めて会う相手だったのに、彼はサークルの人間ではない者を連れて来ていた。  サークルの人間は名前や住所を登録している。  身分証も確認されている。  安全なセックスは、安全な相手とセックスすることだからだ。  サークル外の人間とするのは危険だし、そんな人間を引き込むことは禁止されていた。  いつもなら帰ったはずだった。  でも、オレはとにかく、セックスがしたくてしたくてだまらなかったのだ。  ろくに話もしなかった。  ホテルに行くことを了承した。  だから、男二人と一番ちかくのホテルに行った。  相手がどんな姿なのかさえどうでも良かった。  ホテルのエレベーターですでに、一人と舌を絡め合い、もう一人のモノを手で扱いていた。  ベッドにたどり着いた時にはもう全裸で、自分で穴をほぐしながら、男のモノを咥えていた。  もう一人の男はオレのモノをしゃぶっていた。  二人とも、オレに突っ込みたいらしかった。  セーフセックスには程遠いセックスをした。  オレは男のモノを飲み下したし、オレのモノも飲まれた。  オレは立ち上がった男のソコを男に跨がり、オレの中にいれていった。  コンドームなんてしなかった。  オレは男の上に乗って、腰を動かし、それを味わう。  「アンタ、スゲェ」    男が何か言っていたがどうでも良かった。  用があるのはこの立ち上がったモノだけだった。    はぁ  気持ちいい  気持ちいい  オレは叫びながら激しく腰を上げ下げし、回した。  悲鳴のような声を上げて男がオレの中で射精した。     もっともっと  オレも叫びなが射精する。  そして萎えたそれを引き抜き、  もう一人の男を押し倒す。  男は怯えたような目をしていた。  「オレを気持ちよくして」  オレは男の耳を噛みながらささやき、その男のモノをオレの中へといれて入れていった。    そして、もう一人の男のモノを手でしごいていく。  コイツが果てたら、またいれなきゃいけないからだ。  腰を振る。    はぁ  あああ、    オレは恍惚と叫びながら、快感を味わう。  腰をふり、いいところに当てる。  奥にガンガン当てるとたまらなく気持ちいい。  入り口付近でまわすように動かすと焼けるような快感がある。  オレは夢中で腰をふり、動かした。  オレの下で男が女のように快感に泣いていた。     もっともっともっと  オレも叫ぶ  オレは快楽を貪る。  何度となく繋がり、オレの中で交互に吐き出させ、枯れ果てた男達をホテルに置いて出ても、オレは足りなかった。  シャワーを簡単に浴びただけで、外にフラフラと出た。  まだまだ欲しい。  オレは夜になっていた街の中に相手を探しに行った。  もう、相手はだれでも良くなっていた。  そういったバーで相手をさがす。   声をかけてきた相手を連れて、そこのトイレの洗面台のところで身体を繋ぐ。  前戯もいらない。  もうゆるんで、なんならまだ男達の精が残っているそこを自らオレは穴を広げてみせて、突っ込ませた。  貪るのはオレの方だ。     もっともっと  オレは叫ぶ。    でも足りない、足りない。    「スゲェ、エロすぎ」  相手が言っていたがどうでもよかった。  洗面台に背中を倒し、両脚を広げて受け入れる。  相手はオレの身体をアチコチ吸い上げ、痕だらけにする。  いつもなら許さないがかまわなかった。  男かオレの中で放った。     次だ。   オレは次の相手のことしか考えていなかった。  オレは吸い上げられて痕だらけの胸さえ、シャツをはだけたまま隠そうとしないで、またバーにフラフラ戻る。  まだ、たりない。    

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