「見つけた」 　オレはテレビのニュースでアイツを見つけた。 　何故か侍みたいな格好した作家が捕まったニュースの画面の片隅にアイツはいた。 　ぐったりとして、男に抱きかかえられていた。 　間違いない。 　１日だけだが、咥えて、入れたあの身体を忘れるわけがない。 　やたらと命令したがったけれど、あの身体は最高だった。 　いやらしいことに貪欲で、3Ｐだって平然とこなし、入れるのも入れられるのも構わない、淫乱さ。 　あの舌遣いは忘れられない。　　 　それに、あのやらしい身体。 　入れたら絡みつくあの穴。 　一緒にヤった、もう一人の子の方が確かに綺麗な顔だったが、あの一見地味な綺麗な顔が、快楽 歪むのはそそられた。 　それに何より、忘れもしない。 　アイツはオレのモノを噛み切ろうとしやがった。 　トイレでもう一度しようとしただけで。 　好き者のくせに。 　気取りやがって。 　傷は深く、使い物にならなくなるかと正直思ったぜ。 　やっと見つけた。 　罰を受けさせないと。 　どうしてやろう。 　 　絶望サセロ 　そうそう、逃がさない。 　 　ソシテ、貫ク 　 　ああ貫いてやるさ。 　泣きながらおねだりさせてやる。 　 　殺ス 　そして殺す殺す殺す 　あれ、今オレは何を思った？ 　それに、何故昨日の記憶がない？ 　ああ、どうでもいい。 　 　あの作家の関係者ってことは、あの作家が釈放されるのをついていけはアイツにたどり着くってことだな。 　ゾクゾクしてきた。 　忘れちゃいないよ、お前の穴の感触も、その乳首の味も。 　お前にもオレを味あわせてやる。 　その穴にも口にもぶち込んで、ぶちまけてやる。 　楽しもうぜ。 　 　貫いてやる。 　貫イテヤル 。何度モ刺シテ、ネジ込ンデヤル。 　絶望させてやる。 　絶望シロ。 　今度こそ。 　 　今度コソ。 　オレは楽しくなった。