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倫平の部屋に入ると、眞央が先にシャワーを浴びることになった。 眞央は、熱いシャワーに打たれながら、これから起こるであろう先のことを脳裏に巡らせた。 《京和をとっとと襲って、「やっぱり、ごめんなさい」って言わせて、とっとと帰りますか。 ったく、バカな上司と部下だよ》 そういう答えを出した眞央は、シャワーを浴び終えると、わざと上半身裸にバスタオルを腰に巻いただけの格好で倫平がいるリビングに戻ってきた。 「!」 その姿を見た倫平は一気に緊張感を増した顔つきになった。 倫平は眞央の体を見て驚く。 スーツの上からでは分からなかったが、眞央の裸は無駄なぜい肉が一切ない引き締まった体をしていたからだ。 「店長、めちゃくちゃ良い体してるんですね」 「言ったろ? オレに入れたがるやつが多いって」と、眞央はどこか小悪魔的に微笑む。 その一言で更にもう一段緊張度が増した倫平は、「じゃあ、俺もシャワーを」と、ソワソワした様子でソファから立ち上がり、浴室に向かおうとするが、眞央が倫平の腕をさっと捕まえた。 「オレは汗臭いのが好きだから、そのままでいいよ。 早くベッドに行こう」 「えっ・・・」 眞央は隣に続くベッドルームに倫平を連れて行くと、ベッドに倫平を押し倒し、上に被さった。 「あの・・・俺が上のはずじゃ・・・?」と、倫平は戸惑う。 「男が初めてなんだから、オレがリードしてやるって」 そう言うと、眞央は、倫平のワイシャツのボタンを外し始めた。 《早く言ってこい。 「やっぱりすみません」って言えっ》 眞央は、そう念じながら、倫平のボタンを上からひとつひとつ外していく。 しかし、倫平が動じている様子はない。 眞央は、仕方がないので、全てのボタンを外し終わると、倫平のワイシャツをはだけさせた。 そして、今度はベルトに手を伸ばし、ベルトを緩めるとスラックスのフォックを外す。 まだ動じてる様子がない倫平。 眞央は「これで、どうだっ!」と言わんばかりに、スラックスを下着もろとも一斉に勢いよく脱がし、倫平を丸裸にした。 再び、ベッドに寝転がる倫平に覆いかぶさるように戻った眞央はしたり顔で倫平を見つめた。 「店長・・・申し訳ないんですが・・・」 《ほら、キタっ》と、心で呟く眞央。 「いいよ、分かってる・・・じゃあ、もうここで止めような・・・」 「いや・・・そうじゃなくて・・・俺、攻められるのホント好きじゃないんです」 「えっ?」 「やっぱり交代してもらって良いですか?」 倫平はそう言うと、眞央を抱きしめて、グイッと眞央を下にして、体勢を逆転させた。 「!! えっ・・・え・・・!」 あっという間の逆転劇に眞央は戸惑うしかなかった。 倫平はすぐさま腰に巻かれていた眞央のバスタオルをはぎ取った。 そして、倫平は眞央の股間をマジマジと見る。 「・・・なあ、だから、気持ち悪いだろう? 全然止めていいんだぞ」 「あ、いえ、そうじゃなくて・・・。 同じ男でも俺のと違うなーって。 俺、ちゃんと剥けてないんで。 半剥けなんですよ。 でも、店長はちゃんと剥けてるんですね。 やっぱり剥けてるチンコって亀頭がデカイですよね」 「!」 眞央はさっと両手で自分の股間を隠した。

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