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食事を終えると、眞央と倫平はいつものように倫平の部屋に向かった。 今度は倫平が眞央に先にシャワーを浴びるように指令を出した。 眞央が上半身裸で腰にバスタオルを巻いた格好で戻ってくると、倫平はベッドの上に腰を掛けて待っている。 そして、倫平はおもちゃの手錠を手に取ると、輪っかの部分に人差し指を通し、おもちゃの手錠を眞央に見せつけるかのようにくるくると回した。 眞央は渋い顔を浮かべる。 倫平は自分の傍までくるように眞央に手招きした。 「・・・ホントにするのかよ?」 「これが俺の条件ですが。 なにか不服がありますか?」 「・・・・・」 「じゃあ、まずはバスタオル取ってください」 「・・・・・」 バスタオルをとって全裸になった眞央は両手で股間の辺りを隠した。 「どうしたんですか?」 「・・・・・」 「興奮して、もう勃ってるとか?」 「・・・・・」 図星だったので、眞央は顔を横に向いた。 「相変わらず店長もスケベですよね」 「・・・・・」 「じゃあ、後ろを向いてください」 眞央は後ろを向いた。 「手を貸してください」 眞央は言われた通り、両腕を後ろに回した。 倫平は眞央の両手首をおもちゃの手錠で施錠した。 「・・・俺達、まだ三回目なのにやることが濃くない?」と、眞央。 「まだ二回目です。 前回のは最後までしてないんでノーカウントです」 「ひょっとして、根に持ってるのか?」 「最後までさせてもらえない楽しみを奪われた男で、根に持たない奴なんてこの世にいるんですかね?」 「・・・・・」 「ベッドへどうぞ」と、声は優しいが、眞央を壁に背を合わせるようにベッドの上に強引に座らされた。 そして、眞央の両足を思いっきり開ける。 「!」 「めっちゃ勃ってるじゃないですか~」 眞央のペニスが大きく上に向かって勃ち上がっている。 眞央は恥ずかしさで顔を横に向けた。 「ホント、男の体って分かりやすくて便利ですよね」 「・・・・・」 「嘘がつけない」 「・・・・・」 「見られるのが好きなんですね」 「そんなことは・・・!」 倫平は眞央の両太もも辺りを自分の方に引っ張って、眞央の体勢を少し寝そべらせた。

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