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ショップの閉店時間を迎えていた『BSC』星ノ空支店は、帰宅の準備が整った従業員から次々と帰宅していく。 倫平はわざと残業するフリをして、眞央があの紳士と別れて戻ってくるのを誰もいなくなった店内でひとり残って待っていた。 しばらくして、眞央がショップ内に戻ってきた。 「!」 眞央は倫平が残っている姿を見ると、一瞬、戸惑ったように動きを止めた。 ショップ内は今、二人きりしかいないとすぐに察した様子だった。 気まずさを抱えているのか、眞央は何も発せず、自分のデスクに戻ると帰宅の用意を始めた。 倫平が睨み付けるようにして、その眞央の様子をじっと見つめている。 眞央はその視線が確認しなくても分かるほど痛く感じた。 「・・・あれがよりを戻した眞央の不倫相手なんだ?」 「おいっ!」 眞央は、倫平が職場で❝眞央❞と呼んだことに対して注意した。 「良いじゃないですか? 誰ももういないんだし・・・」 「・・・・・」 「なんだよ、自分はルールを簡単に破って、俺のことを無視しまくるくせに、人には注意すんのかよ・・・」 「・・・・・」 眞央は急いで鞄を持って、すぐにショップを出て行こうと裏口に足を進めた。 「!」 すぐさま倫平が飛び出すように眞央の前に出て、眞央の行く手を塞いだ。 「あんなオヤジのどこが良いんだよ・・・」 「・・・・・」 「アイツの方がセックス上手いの?」 「京和・・・?」 「眞央、俺のチンコが気持ち良いって、ずっとよがってたじゃん?」 「・・・・・」 「俺としかセックスしないって約束したよね?」 「・・・・・」 「今すぐ確かめていい?」 「は?」 倫平は眞央の腕をきつく掴んだ。 「イタっ!」 あまりの強い握られ方に眞央は思わず声を上げた。 眞央は倫平に少し恐怖を覚えた。 倫平は眞央の腕を力強く強引に引っ張ると、ショップ内の一番奥に作られてある、上客や取引先との商談用に使う部屋《応接室》に眞央を連れて入った。 入ると、室内の明かりをつけ、倫平は眞央をロングソファに投げ飛ばし、扉の鍵を閉めた。 そして、倫平は自分のネクタイを緩めて解く。 「何考えてるっ! いい加減にしないと本気で怒るぞ!」 「なにそれ? 今更、上司面? 人のチンコで散々喘いだくせに?」 「・・・・・」 倫平の様子が明らかにおかしい。 眞央は逃げ出そうとソファからすぐさま起き上がろうとした。 が、倫平に簡単に取り押さえられる。 倫平は背後から眞央を押さえつけると、眞央の両腕を掴んで背中に回させた。 「! おいっ・・・! 何やってる!」と、抵抗の声を上げる眞央。 しかし、倫平は全く気にすることなく、後ろ手にした眞央の両手首を解いておいた自分のネクタイできつく結んで、眞央の手の自由を奪った。 倫平は眞央の上体をソファの背もたれ部分に乗せて、自分の方に尻を突き出させる格好にした。 そして、眞央のベルトを緩める。 「! やめろっ! やめてくれっ!」 眞央の抵抗の叫びも虚しく、倫平は眞央のスラックスと下着を膝のところまで一気に下げて、眞央の尻を丸出しにした。

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