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ベッドの上で全裸でうつ伏せに寝転がる眞央の背中に倫平が覆い被さっている。 重なった手は指を絡めるように握り合う。 倫平の腰がゆっくりとねちっこく上下動作を繰り返している。 その動作が繰り返される度に眞央からは小さな喘ぎが洩れている。 「眞央・・・」 倫平は眞央の耳元で囁く。 「これなに?」 倫平の腰がゆっくりと大きく上下にスライドする。 「眞央のお尻に入ってる、これなに?」 「・・・京和の・・・」 「そうじゃないでしょ。 今はふたりだけの時間だよ」 眞央は恥ずかしげな表情を浮かべる。 「これはなに?」 倫平がまたも腰を上下にスライドする。 「・・・倫平の・・・チンコ」 眞央は恥ずかしげに答える。 倫平がその答えに回答するように尻の中の奥を勢いよく突く。 「ああんっ・・・!」 「分かってる? これ、ただのチンコじゃないよ?」 「・・・・・」 「今日は生で入ってるから、どんなチンコかよく伝わるよね?」 そう言うと、倫平は手を使って眞央の顔を自分の方に向けさせ、強引に唇を重ね、激しく眞央の尻の中を突いた。 「ああっ・・ダメ・・・すぐにイきそうになるから・・・ダメ・・・っ!」 倫平は腰の動きを一旦止めると、沈めてしまった眞央の顔をまた自分の方に向けさせた。 「なんで、俺が眞央の尻の中でこんなにチンコを大きくしてるか分かるよね?」 「・・・・・」 「眞央は男だから分かるよね?」 「・・・オレのことが・・・好き・・・だから・・・?」 倫平は優しく微笑む。 「そう。 大好き。 絶対誰にも渡したくない。 だから、俺のチンコがずっとこんなことになっちゃうんだよ。 眞央は俺がノンケだとかなんとか気にしてるみたいだけど自分で分からない? 眞央の全てを求めてる俺の分身の正直さ」 「・・・・・」 「とりあえず、今はコレを信じてみてよ。 眞央の体にもちゃんと伝わってるでしょ? 男のチンコは心の表れだよ」 「・・・・・」 「だから、眞央からもちゃんと聞かせて欲しい」 「・・・なにを?」 「倫平が好きですって」 「!」 「倫平のことが大好きでなので、俺の恋人にしますって」 「・・・・・」 「朝、ちゃんと言ってくれてないじゃん」 「・・・・・」 「言ってくれないと、一生、チンコ抜かないよ。 俺、一生このままの自信あるよ」 「・・・・・」 「それだけ、眞央のことが好きだから」 「・・・・・」 眞央は上体を少し浮かすと、視線を倫平に合わせた。 「倫平」 「・・・・・」 「オレも倫平のことが大好き」 「・・・・・」 「・・・オレを・・・倫平の恋人にしてください」 「眞央・・・」 倫平は、また、今まで味わったことのない初めての感覚に襲われた。 今度はこれ以上のない幸福感が胸の中に染み渡っていく。 と、その瞬間、 「・・・んんああっ・・・!」と、小さく声を上げてしまう。 「倫平・・・?!」 眞央も異変に気づいた。 「ごめん、嬉しすぎたせいか暴発させちゃった。 ホントごめん、今すぐ、抜くから」と、倫平が物凄く恥ずかしそうな顔を初めて見せて、眞央の尻から自分の分身をすぐさま抜こうとした。 「いいよ、倫平。 そのままで」 「えっ・・・」 「倫平とひとつになれたみたいで嬉しい。 もっとして、倫平。 もっといっぱい倫平が欲しい。 もっとオレを倫平のモノにして」 「!!!」 倫平が眞央の唇を激しく求めた。 「明日、仕事に行けなくなっても知らないからねっ!」と、そう言うと、倫平は再び眞央に覆いかぶさった。

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